高速道路の料金所を現金の出し入れなしで、スムーズに通過することができるETC(Electronic Toll Collection)システム。メトロマニラのスカイウェイ(高速道路)でも、一部取り入れられています。そして11月30日まではキャッシュが使えますが、それ以降はETCが順次導入されていきます。そこで今回はフィリピンのETCシステムについてご紹介します!
日本の高速道路では一般的なETCレーン。フィリピンでは「高速レーン」と呼ばれることもあります。
通称はEasytrip、EasyDrive、eTap、RFID、E-Passなどありますが、全てまとめて「ETC」と呼ばれています。11月30日まではキャッシュでの支払いが可能ですが、それ以降は順次ETCへの切り替えが進んでいきます。政府のニュースはこちらから!
現在ETCが導入されている路線は、下記のスカイウェイです。
North Luzon Expressway (NLEX)
South Luzon Expressway (SLEX)
Subic-Clark-Tarlac Expressway (SCTEX)
Manila-Cavite Expressway (CAVITEX)
ゲートのセンサーとETCオンボードユニット装置を搭載した車両間で、無線通信を用いて自動的に料金の支払いが行えるシステム。ETCオンボードユニットには、ETCタグ、RFID(Radio Frequency Identification)、タップアンドゴーカード、の3種類があります。
ETCタグ
ETCタグは、フロントガラスの内側に取り付けられたデバイスで、ETCレーン上のセンサーで読み取ることができます。
現在、使用されているのは、North Luzon ExpresswayとSubic-Clark-Tarlac Expresswayで使用できるEasytrip電子タグです。
RFID
RFIDタグは小さくて薄いですが、ETCタグと同じように動作します。チップ自体はクレジットカードの1/4のサイズですが、落下を防ぐために、チップを固定するためのスペースも必要になります。
2種類のRFIDシステムが現在設置されています。Manila-Cavite ExpresswayのEasyDriveとSouth Luzon ExpresswayのAutosweep RFIDです。EasyDriveとAutosweep RFIDの詳細については、それぞれの公式サイトをご覧ください。
タップアンドゴーカード
タップアンドゴーカード(e-Tap)はICカードのbeepカードに似ていますが、利用できるのがETCのみという点が異なります。
※beepカードについてはこちら
Manila-Cavite Expresswayだけがこのシステムを使用しており、彼らはe-Tapと呼んでいます。beepカードは、North Luzon Expressway とSubic-Clark-Tarlac Expresswayでも使用できるようになりました。
毎日使用するスカイウェイによって使い分けが必要なようです。
- 「ニックネーム」 Ami
- 「自己紹介」 ファッション、洋楽ロック、
- 洋画が大好きです!
- 初めてマニラに上陸しました。