今年1月、安倍首相夫妻がマニラを訪問された際に、昭恵夫人が訪れられたフィリピン国立盲学校。その訪問は、認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン (FTCJ)の石田由香理さんの活動にご興味を抱かれたことが一因でした。
※詳細はこちら:安倍首相夫妻マニラに到着、昭恵夫人がフィリピン国立盲学校を訪問へ
石田さんの活動とは、このフィリピン国立盲学校への支援。学校の屋根の修繕とバスの購入のためにチャレンジされていた寄付型クラウドファンディングが、目標の800万円を無事成功しました。
(写真)式典でスピーチをされる石田さん
フィリピン視覚障害者教育支援事業を担当しているFTCJの石田由香理さんによると、フィリピンペソにすると約180万ペソはクラウドファンディングによる寄付、約200万ペソはフィリピンのとある財団からの寄付により達成することができたそうです。
これによって、FTCJとフィリピン国立盲学校は、教育省と、この計画に向けた基本合意書にサインをしました。
石田さんは現在、建築請負業者を探しており、屋根の修理を5月にはスタートさせたいと考えているそう。
そしてスクールバスは、トヨタ・フィリピンの申し出により、20~30人乗りのマイクロバスを通常より低価格で購入できる予定です。
(写真)屋根の修繕を待つ盲学校の寄宿舎
「修繕とバス問題が解決したら、私たちは次の目標に取り掛かることが出来ます。 フィリピンには、ALSという代替教育制度があるのですが、それを学校に来れない視覚障害者にも広げるというものです。」
現在、フィリピン国立盲学校は、ALSプログラムを土曜日のみ実施しています。
FTCJの次の目標は、生徒たちが学校に通い続けられるように手助けし、高等教育まで進み、最終的には職を得られるように、生徒らをサポートすること。
プロジェクトについての詳細は、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンのホームページをご覧ください。
- 「ニックネーム」 Ami
- 「自己紹介」 ファッション、洋楽ロック、
- 洋画が大好きです!
- 初めてマニラに上陸しました。