フィリピンのドゥテルテ大統領は12日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、首都マニラと国内の他の都市との出入りを禁止すると表明しました。14日現在のフィリピン国内線・国際線についての情報をご紹介いたします。
ドゥテルテ大統領は、国内の新型コロナウイルス(Covid-19)感染者が52人に増えたことから、12日夜に警戒レベルを最高のコード・レッド・サブレベル2に引き上げました。それに伴い、首都圏内の公共交通機関は原則として継続して運航するものの、首都圏に出入りする陸路、内航船舶、国内便の航空機は3月15日から停止すると表明しています。
inquireなど複数の現地メディアによると、マニラ首都圏に位置するニノイ・アキノ国際空港を離発着する国際線の運航は、現状では継続される見通しです。
セブ・パシフィック航空
セブ・パシフィック航空は新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大を受け、2020年3月15日(日)から4月14日(火)までマニラを離発着するフィリピン国内便の運航を中止することを発表しました。一部の国際線は引き続き運航をいたします。
詳しい情報に関しては、下記のサイトをご参照ください。
運航中止となった便をご予約されていたお客様には、航空券の無料の再予約や、トラベル・ファンドへの引き換えのほか、全額払い戻しを実施しています。
詳しくは直接セブ・パシフィック航空にご連絡ください。
フィリピン航空
フィリピン航空は新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大を受け、2020年3月15日(日)から3月21日(土)までマニラを離発着するフィリピン国内便の運航を中止することを発表しました。その後の運航については、状況をみて判断するとのことです。
国際線に関しては運航を継続します。しかし中国や香港、ドーハやマカオなど一部の地域間の運航は休止しています。最新情報は公式サイトからご覧ください。
またフィリピン航空によると、フィリピン政府は14日、マニラ首都圏以外に在住していて、ニノイ・アキノ国際空港から国際線に搭乗予定の旅行客は、有効なチケットをチェックポイントで提示することで、マニラ首都圏に入ることができると発表しています。
フィリピン現地メディアのinquire
現地メディアのinquireによると、フィリピンの地方を訪問する予定の旅行客はクラークやセブなど、マニラ首都圏以外の空港の使用を推奨するとのことです。
国内線・国際線の運航状況は日々変わる可能性がありますので、最新の情報を引き続きチェックしてください!
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コメント / トラックバック 2 件
Oyama norikoさま
こんにちは、プライマー編集部です。
新型コロナウイルスの拡大をうけて、フィリピンでも日々状況が変化しております。今後もプライマーウェブサイトを通じて新しい情報を随時更新してまいりますので、どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。Oyama noriko様もどうぞお気をつけてお過ごしください。
プライマー編集部
Very hard