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【マニラ首都圏】コミュニティー隔離措置(ECQ)が5月15日まで延長へ
2020年04月24日更新

フィリピンのドゥテルテ大統領は4月24日朝、テレビ演説を通じて、マニラ首都圏のコミュニティー隔離措置(ECQ)を5月15日まで延長すると表明しました。

515日までコミュニティー隔離措置(ECQ)を延長する地域は下記の通りです。

 

・首都マニラを含むメトロマニラ(NCR

・ブラカン州、パンパンガ州など中部ルソン地域(Region 3

・ラグナ州、ケソン州などのカラバルンソン(Region4A

・セブシティやダバオシティなどその他の感染リスクが高い地域

 

中部ルソン地域はバタアン、ブラカン、ヌエバエシハ、パンパンガ、タルラック、サンバレス、アウロラの7州からなります。カラバルソンはバタンガス、カビテ、ラグナ、ケソン、リサールの5州からなります。

 

これまでルソン島全域のコミュニティー隔離措置(ECQ)は4月30日までとされていました。4月23日時点で、フィリピンでは6981人の新型コロナウイルスの感染者が確認されています。

 

コミュニティー隔離措置(ECQ)は延長されますが、食料や生活必需品の供給は十分にあると言及。パニックにならないようにと促しました。

すでにフィリピン政府は新型コロナウイルス対策のため、多くの政府資金を投入しています。そのため今回のECQの延長をうけ、高速道路のプロジェクトなど今年計画していたプロジェクトの資金の一部を、新型コロナウイルス対策に充てると述べました。

 

フィリピンへは世界銀行やアジア開発銀行(ADB)が、フィリピン政府による新型コロナウイルス対策支援に資金援助支援などを行うとすでに表明しています。引き続き最新の情報をチェックしましょう!

 

※写真は4月24日フィリピン時間午前8時からのテレビ演説、情報は現地のメディアなどから引用。

 

 

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