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フィリピン、アテネオ大学で村上春樹フェスティバル、オープニング・ナイトが行われました!
2018年02月28日更新

2月27日(火)、ケソン市のアテネオ・デ・マニラ大学で村上春樹フェスティバルのオープニング・ナイトが行われました! ホールはアテネオ大学の学生や教授の方をはじめとした参加者で埋め尽くされ、みな村上春樹作品についての熱いトークと素晴らしい音楽を楽しみました。

このフェスティバルは、日本の有名現代小説家、村上春樹に焦点を当てたイベントを「語る、観る、聴く」の3部門に分けて開催します。"ハルキスト"の方も、そうでない方も村上春樹作品の魅力と世界観について触れ、より造詣を深めることのできるイベントとなっております。

 

小出氏により、フェスティバルの概要が説明されました。

 

小出氏によると、村上春樹作品は世界50ヵ国で翻訳され、広く読まれていると言います。また、すでに韓国、シンガポール、東京では、村上春樹作品の朗読と作品内に出てくる音楽を演奏するというコンサートが行われ大反響を呼びました。フィリピンでも村上春樹の人気は例外でなく、その人気の高さが「語る、観る、聴く」というコンサートを含めた"フェスティバル"という形でこのイベントを実現させました。

村上春樹の研究も行っている、アテネオ・デ・マニラ大学のAlona Guevarra英語教授

 

Alona氏が語ったのは村上春樹作品の描く若者の「孤独」と時代背景とのかかわりや、作品の「現代性」について。Alona氏がはじめて村上春樹作品を手に取った1995年、彼女は一瞬で作品の虜になったといいます。彼女は村上春樹を「Citizen  of the World (世界市民)」と呼び、村上春樹の先進的かつグローバルな視点について賞賛しました。

村上春樹作品の翻訳について語った講師のJulz Riddle氏

 

質問コーナーでは"ハルキスト"のフィリピン人学生からも質問が寄せられました。

受賞歴のあるピアニスト、April Merced-Misaさんをはじめとするアーティストの皆さんによる演奏

 

複数の学生から「もっとも楽しんだ」との声が寄せられたクラシック演奏は、3月に行われる"村上春樹を『聴く』"部門でのコンサートでも行われる予定です。

 

さらに2月27日(火)~3月12日までの間、「"Write about" Haruki Murakami (村上春樹について”書く”)」というFacebookキャンペーンが行われます!

【参加の流れ】

1.最もお気に入りの村上春樹作品、もしくはストーリーとその理由を書き、ハッシュタグ#harukimurakamifestival #jfmanila をつけて投稿

2.国際交流基金マニラ日本文化センターにより「内容」、「いいね!とシェアの数」を基準として選考

3.3月18日にBGCのFully Bookedで行われるトークイベントにて上位3位までを発表!

 

上位3名には特典として、村上春樹作品が贈られます!

1位 5冊「ノルウェーの森」「海辺のカフカ」「1Q84」 「女のいない男たち」

    「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」

2位 3冊「ノルウェーの森」「海辺のカフカ」「女のいない男たち」

3位 1冊「女のいない男たち」

ぜひご参加ください!

 

日本を代表する作家、村上春樹の文化的な豊かさを、聴いて、観て、感じることのできる今回のフェスティバル。ぜひ開催の間足を運んでみてはいかがでしょうか。

開催スケジュールなどの詳細はこちら

http://primer.ph/blog/genre/haruki-murakami-festival-2018/

 

 

 

 

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「ニックネーム」 KOKO
「自己紹介」   フィリピン大学で交換留学をしています!
バナナケチャップとパンデサールが大好きです。

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