ビジネス街マカティの中心部に位置する5つ星ホテル、New World Makati Hotel。
多くの日本人が利用するこのホテル内で、人気のビュッフェメニューを
提供しているのが、Cafe1228です。
この度、新しいシェフを迎えて、日本食ビュッフェをリニューアルしました。
(写真)暖色の明かりで照らされ、落ち着いた雰囲気の店内
日本食のシェフなら日本人…と思いきや、実はフィリピン人なんです。
日本に19年住んでいたというシェフ、ジョベル・デラクルス・ドリンゴ氏は、
元々はエンジニアとして来日しました。
その後エンジニアを辞めて飲食店で仕事を始め、料理人に転身。
新潟県内にラーメン屋、居酒屋など5店舗を展開する会社で働き、
料理人としての腕を磨き上げました。
料理人兼マネージャーとして店舗の経営を任され、新店舗の立ち上げに携わるなど、
日本人のスタッフ達をまとめ上げる立場だったドリンゴ氏。
日本人かと間違ってしまうほど、日本語が堪能です。
(写真)真剣な表情で寿司を握る、ドリンゴ氏
日本食ビュッフェブースには、寿司、天ぷら、巻き、梅干しやたくあんなどの漬物、
照り焼きチキン、焼き魚などの定番和食が、ところ狭しと並びます。
今でこそメニューの数も多く華やかですが、今年7月にドリンゴ氏がシェフとなる前は、
メニューも少なく、質もあまり良くなかったと言います。
しかし今では、充実のラインナップと洗練された味に、舌の肥えた日本人客からの評判は上々。
カウンターで本格的な寿司を握るドリンゴ氏の周りに子供たちが集まってくるなど、
日本食ブースは活気にあふれています。
また、玉子焼きの作り方を知らなかった他のシェフたちに、レシピを教えるなど、
レストランのシェフ全体の技術向上にも一役買っています。
(写真)彩り鮮やかな寿司の盛り合わせ
(写真)しっかりと味噌の味が染み込んでいて、ほろりと柔らかい鮭の味噌漬け
Cafe1228のビュッフェのお値段は、
月〜金曜 ランチP1,999、ディナーP2,299
土・日曜 ランチ、ディナーともにP2,299
となっています。
通常はビュッフェがメインですが、事前に予約すればスペシャルコースを
オーダーすることも可能。落ち着いた空間でのプライベートディナーを楽しむのも良いですね。
日本の心を持ったフィリピン人シェフ、ドリンゴ氏が送る本格和食。
ビュッフェで心ゆくまで味わってみてはいかがでしょうか?
【Cafe 1228(New World Makati Hotel 1階)】
住所:Esperanza St. cor. Makati Ave. Ayala Center, Makati 1228
TEL:02-811-6888
営業時間:11時~14時30分(ランチ)、18時~22時(ディナー)
Web:New World Makati Hotel 公式HP
facebook:New World Makati Hotel 公式facebookページ
- 「ニックネーム」 Hokuto
- 「自己紹介」 プライマーの巨人。背が高いけど気は小さめ。
- フィリピンの魅力にとりつかれ、
- セブからマニラへ。