マニラ・エルミタに、シネマテークがオープン♪
◯シネマテークって?
映画の保存所。各国・各時代の映画を収集・整理・保存し、非営利目的で上映する施設。
主にフランス語圏で使われる呼び名で、英語圏ではフィルム・アーカイヴ(Film archive)と
呼ばれることが多い。近年は、過去の優れたフィルムの復元、映画を通じた教育活動など
その任務はさらに広がっている。
(はてなキーワードより引用 )
こけら落としは 1月8日(金)。
フィリピン映画界の巨匠、リノ・ブロッカ監督の
『Maynila sa mga Kuko ng Liwanag (1975)』で幕を開けます。
(写真) シネマテークセンター・マニラ、正面入り口。 (写真は FDCP より)
(写真) 『Maynila sa mga Kuko ng Liwanag』のポスター。(写真は INQUIER.NETより)
エルウッド・ペレス監督の『Esoterika: Maynila (2014)』 や、ランベルト・V・アベラナ監督、
ニック・ホアキン脚本の『A Portrait of the Artist as Filipino (1965)』などのフィリピン映画が
1月の上映リストに含まれています。
そのほかにも、デンマーク大使館の協力で、最近行われたデンマーク・
フィルムフェスティバルから選りすぐりの映画シーンも楽しむことが出来ます。
座席指定はございませんので、上映開始時間より少し早めにお越しください。
入場料は無料、ただし、以下の作品は有料です。
◆ エルウッド・ペレス監督 『Esoterika: Maynila (2014)』 100ペソ
◆ ラヴ・ディアス監督 『Mula sa Kung Ano ang Noon (2014)』 200ペソ
詳しい上映スケジュールはこちら → SCREENING SCHEDULES
(写真) 101席の劇場。(写真は Spot.ph より)
シネマテーク・マニラには劇場の他に、FDCP(フィリピン映画開発協議会)の
メインオフィス、カフェ、映画のための講習室、お土産店、
映画博物館(Museo ng Pelikulang Pilipino)が入っています。
映画博物館は1階、劇場を出てすぐの所にあり、フィリピン映画の歴史についての展示の
鑑賞が可能。(フィルム機材や、ポスター、映画館のミニチュアなど)
フィリピン映画アカデミー&サイエンスで多くの賞を受賞した、ジェラルド・デ・レオン氏、
アベラナ氏、ブロッカ氏、マヌエル・コンデ氏らの像もあります。
シネマテークはFDCPによって運営されており、現在マニラ、バギオ、ダバオ、
イロイロ、サンボアンガの計5箇所あります。
シネマテークで往年の名作を鑑賞する休日、なんていかがでしょう?(*^^*)
【Cinematheque Center Manila シネマテークセンター・マニラ】 住所:855 TM Kalaw St., Ermita, Manila 1100
TEL:02-708–7920 / 02-256–8331
Web:www.fdcp.ph
- 「ニックネーム」 Hokuto
- 「自己紹介」 プライマーの巨人。背が高いけど気は小さめ。
- フィリピンの魅力にとりつかれ、
- セブからマニラへ。