【在フィリピン日本国大使館から】フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対応について(その39:強化されたコミュニティ隔離措置延長の対象地域の一部変更等
在フィリピン日本国大使館は4月30日、新型コロナウイルスに関する新しい情報を発表しました。
【ポイント】
●4月30日,フィリピン政府は,強化されたコミュニティ隔離措置(ECQ)延長の対象地域の一部変更を発表しました。
●4月30日,フィリピン政府は,強化されたコミュニティ隔離措置(ECQ)及び一般的なコミュニティ隔離措置(GCQ)に係るガイドラインを公表しました。
●主な航空便について,4月30日現在の情報をお知らせします。
(本文)
1(1)4月30日,ロケ大統領報道官は,記者会見において,強化されたコミュニティ隔離措置(ECQ)の対象地域の一部変更を発表しました。
(2)この発表によれば,強化されたコミュニティ隔離措置の対象地域に,イロイロ市及びバコロド市が追加されるとのことです(5月15日まで)。
<5月15日まで強化されたコミュニティ隔離措置(ECQ)を課す地域>
○ルソン地方:マニラ首都圏,ベンゲット州,バギオ市,パンガシナン州,バタアン州,ブラカン州,ヌエバ・エシハ州,パンパンガ州,ターラック州,ザンバレス州,バタンガス州,カビテ州,ラグーナ州,リザール州,ケソン州
○ビサヤ地方:イロイロ州,イロイロ市,セブ州,セブ市,バコロド市
○ミンダナオ地方:ダバオ市
(3)これら以外の地域においては,5月1日から15日までの間は,一般的なコミュニティ隔離(GCQ)を課すとのことです。
(4)また,ロケ大統領報道官は,記者会見において,強化されたコミュニティ隔離措置(ECQ)及び一般的なコミュニティ隔離措置(GCQ)に係るガイドラインを公表しました。詳細は下記リンクの30日付けロケ大統領報道官の記者会見をご確認ください。
(5)在留邦人及び短期渡航者の皆様におかれては,滞在されている地域の地方行政機関の条例,指示等に従って,トラブルを避けるように努めてください。フィリピン国家警察は,現在,コミュニティ隔離措置に伴う各種規制の違反者に対する取締を強化しており,違反者は警告なしに逮捕されるおそれがあります。
2 4月30日現在,主な航空便の運航予定は次のとおりです。
(1)日本航空:マニラ発成田行き直行便の運航予定
JL742(14:25発):5月末まで火曜日・土曜日に運航
(2)全日空:マニラ発羽田行き直行便の運航予定
NH870(14:40発):5月末まで月曜日・水曜日・金曜日に運航
(3)フィリピン航空及びセブパシフィック航空:国際線・国内線ともに5月15日まで定期便を欠航。
(4)最新の運航情報及び詳細については,下記リンクを含む各航空会社のウェブサイト等でご確認ください。
3 在留邦人及び短期渡航者の皆様におかれては,感染予防に万全を期すとともに,感染状況,医療事情,出入国に係る規制,検疫措置等に関する最新情報に引き続き注意してください。
主な情報参照先
●大統領府
(4月30日付けロケ大統領報道官の記者会見)
https://www.facebook.com/pcooglobalmedia/videos/271166867254299/
(4月28日付けロケ大統領報道官の記者会見)
https://www.facebook.com/pcooglobalmedia/videos/1676264712513191/
(4月24日付け大統領メッセージ)
https://pcoo.gov.ph/transcripts/
(ノグラレス大統領府長官による省庁間タスクフォースに関する4月7日の説明)
https://www.facebook.com/pcoogov/videos/3636017409806891/
(3月18日付け強化されたコミュニティ隔離措置における義務・許可事項および禁止事項(Dos and Don’ts))
https://www.facebook.com/805210676494827/posts/1100282240321001/?d=n
(3月18日付け官房長名のメモランダム)https://www.officialgazette.gov.ph/downloads/2020/03mar/20200318-MEMORANDUM-FROM-ES-RRD.pdf
(3月16日付け官房長官名のメモランダム)
https://www.officialgazette.gov.ph/downloads/2020/03mar/20200316-MEMORANDUM-FROM-ES-RRD.pdf
●フィリピン保健省
(保健省ホットライン)
○マニラ首都圏在住者専用医療相談ホットライン:(02) 8424-1724 又は (02) 7798-8000
○新型コロナウイルス感染症ホットライン:(02)8942-6843 又は 1555(注:後者は4桁のみでつながります。)
●フィリピン観光省
(観光省地域オフィス連絡先)
http://www.tourism.gov.ph/regional_offices.aspx
(注:国際空港へのアクセスが困難な外国人へのフィリピン政府による支援については,在フィリピン日本大使館ホームページ【3/20付 領事班からのお知らせ】https://www.ph.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00050.html も参考にしてください。)
(観光省フェイスブック)
https://www.facebook.com/DepartmentOfTourism/
(注:営業中のホテル等についての情報も掲載されています。)
●フィリピン入国管理局
https://www.facebook.com/officialbureauofimmigration/
(3月26日付けアドバイザリー)https://www.facebook.com/133424753462907/posts/1643398985798802/
(3月27日付け報道発表)https://www.facebook.com/133424753462907/posts/1643197342485633/
●フィリピン航空
(4月24日付けアドバイザリー)https://www.philippineairlines.com/AboutUs/newsandevents/advisory-covid19-24apr20-52
●セブパシフィック航空
(4月24日付けアドバイザリー)
https://www.cebupacificair.com/pages/travel-advisories
●日本国厚生労働省
(新型コロナウイルス感染症関係)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
(問い合わせ窓口)
○在フィリピン日本国大使館
住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City,Metro Manila
電話:(市外局番02)8551-5710
(邦人援護ホットライン)(市外局番02)8551-5786
FAX:(市外局番02)8551-5785
ホームページ: http://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○在セブ領事事務所
住所:7th floor,Keppel Center,Samar Loop cor. Cardinal Rosales Ave.,Cebu Business Park,Cebu City
電話:(市外局番032)231-7321
FAX:(市外局番032)231-6843
...
一つ前の記事: 【フィリピンから日本へ】コミュニティー隔離措置(ECQ)中に帰国する際に確認したい3つのポイント
一つ次の記事: 【JETROフィリピンから】財務省、中小企業の繰越欠損金計上期間の2年延長を提言
新着ブログ
2025年04月14日
在フィリピン日本国大使館は4月14日、マニラ首都圏における強盗事件に関する注意喚起を発表しました。
2025年04月08日
茗溪学園中学高等学校が、4月16日(水) 10:00-12:00 にグランドハイアットマニラにて学校説明会を開催します!本説明会では、中学・高校の教育概要、国際バカロレア(IBDP)コース、来年度入試情報などをご紹介します。入試広報部長が直接ご説明し、質問にもお答えします。
2025年04月03日
フィリピン在住日本人向けの会員制コミュニティ「Barong Club(バロンクラブ)」では、新企画としてスペシャル動画の配信を開始しました。記念すべき第1回目のゲストは、一本槍(ミクリヤフーズコーポレーション) 代表 袋旬氏です。Barong Clubは、プライマーメディアが運営する、フィリピン在住者の情報共有とコミュニティ形成を目的としたプラットフォームです。ただいま先着200名様まで特別価格でご案内中!この機会にぜひお申し込みください。
2025年04月02日
在フィリピン日本国大使館は4月7日、マニラ首都圏における強盗事件に関する注意喚起を発表しました。
2025年03月25日
皆様、いかがお過ごしでしょうか。 今月号では、フィリピン・マニラのラーメン事情にスポットを当てました。また、今号のビジネス烈伝では、フィリピンにおける代表的な日本食レストランの一つである一本槍/lpponyari Japanese Restaurant Mikuriya Foods Corporation CEO 袋旬氏に、競争激しいフィリピンのレストラン市場での成功の秘訣と今後のビジョンを伺いました。