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フィリピンで働く人図鑑Vol.15 / 小川 彩華

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フィリピンでの住まいを安心感と細やかな気配りで支える
AUN PHILIPPINES Inc.

小川 彩華さん 
1992年2月17日生まれ
出身地 千葉県
在比歴 約半年
ランチの予算/場所:P80〜P300/アヤラ通り周辺

 

お仕事の内容について

日本人のお客様を中心に、フィリピンでのお住まいや、出張時のご宿泊先、進出されてきた企業様向けの小規模オフィスをご案内して、住環境を整えるご提案をしております。物件は日本人のお客様が投資用に購入されたものが中心、かつ弊社も保有している物件なのでその辺りの安心感をお客様にお伝えしたいです。その他、フィリピン現地法人と日本本社をつなぐ、特にジャパンクオリティが必要な仕事は私がやるようにしています。

 

    

     フィリピンに来たきっかけは?

 

 入社式で「新卒史上最速で、海外勤務させていただけるようがんばります!」と宣言していました。20代のうちに海外で働くことは私にとって大きな目標だったんです。また大学時代のボランティアの経験から、ビジネスをゼロから立ち上げるような経験をしたいと思っていたところ、偶然にも入社2ヶ月目でここフィリピンに拠点が立ち上がり、さらに、今まで会社の主要事業であったインターネット広告ではない新しい領域で、「新規事業×海外」という、私にとって願ってもないチャンスが訪れたのです。なんとしてもこのチャンスをつかみたいと思って、密かにフィリピンに遊びに来てみたり、タガログ語の勉強をしたりということをしながらモチベーションをあげていました。そして、入社9ヶ月目に運よく赴任させていただくことになり、宣言通り最速での海外赴任ということにもなりました。

 

    

     フィリピンの好きなところ

 

 今まで世界の様々な場所を訪れて、どこでも1日もあれば不思議なくらい慣れてしまうのですが、フィリピンは中でも居心地が本当に良いです。皆さんが良く言われるように、暖かい気候だからか明るくて陽気でフレンドリーな人が多いですよね。日々ポジティブ精神が養われます。人生の今ここ!を全力に楽しむことも彼らから学びました。

 

    

     海外で働く際に求められるスキル

 

 「受け入れること」と、「はっきり伝えること」のバランス。日本の常識は世界の非常識と言う言葉がありますけれど、フィリピンで生活している以上、フィリピンの慣習や考え方を受け入れることは大切だと思います。とはいえ、違和感がある時やだめなことははっきり伝えないと、深い付き合いはできないと思うので、この2つをバランスよく持つことが必要かと思います。あとは「何事も楽しむ」こと。いかにピンチをチャンスに変え、ポジティブに変換して行動できるか、というのが心も体も健康に過ごせるポイントだと思います。

 

    

     フィリピンへ来る前に日本でやっておけばよかったこと

 

 常にやりたいことには全力疾走するタイプのため、特にはありません(笑)。ただ、フィリピン人の友人達の家族や親戚との付き合い方を見ていると、もっと家族と一緒にいる時間を大切にしておけばよかったなと感じます。

 

    

     プライベートの過ごし方

 

 本を読んだり、スパに行ったりしてのんびり過ごす日もあれば、小旅行をしてアクティブに過ごすこともあります。ボラカイやバナウェには行きました。あと周りにゴルフやダイビングをしている人が多いので、そろそろ私も始めたいなと思っています。またフィリピンならではのヒロットやフィリピン料理などの習い事もしたいですね。

 

    

     尊敬する人は?

 

 会社の上司や友人など、尊敬する人は周りにたくさんいます。友人の中にインド人の親友がいるのですが、彼女は肌の色のために差別を受けていた過去があり、国を良くしていきたいと現在様々な活動を始めています。社会起業家になりたいと思うので、そういった同世代には刺激を受けますね。

 

    

     人生のモットーは?

 

 「Life is a never ending adventure.」です。人生いろんなことが起きる方が楽しいと思っていますし、ずっと冒険し続けたいなと思います。おばあちゃんになってもバックパッカーとして世界のあちこちを飛び回っていたいです。

 

    

     今までの中で一番成長を感じたこと

 

 毎日何かしらの課題に直面して、それを解決しながらやっているので、まさに今ここ、フィリピンにいることだと思っています。今まで留学やインターン、ボランティア、旅行で海外に行く機会はありましたが、実際仕事として海外にいると楽しいことだけでなく、より現地の生活に深く入り込む必要があるため、少なからず苦労することがあります。できないことで立ち止まるのでなく、常にどうやったらできるのかを考えて行動して、成長スピードを加速させていきたいなと思っています。

 

    

     これからの目標

 

 スキルや知識を身につけもっともっとできることの幅を広げていきたいです。いつも全力でサポートしてくださる上司の方々へも恩返しができるように早く成果を出して安心して仕事を任せてもらえるようになりたいです。将来的には世界中の国々を訪れていろいろなものを自分の目で見て肌で感じて、地球を舞台にワクワクすることを生み出していきたいなと思っています。野望はたくさんあります(笑)

 

    

     カバンの中身拝見

 

 このリップスティックはフィリピンに異動となった際、会社の同期が餞別品としてくれた特別なものです。ジンジャーキャンディは、室内が寒いことが多いと思いますが、一粒で体がぽかぽかになるので冷え性の方にはおすすめです。

 

 

 

これからフィリピンで働こうと思っている人へのメッセージ

 

フィリピンはすごく心の勉強ができるところだと思っています。フィリピン人は、モノがなくても生きていく力がすごく強いんです。人間としての豊かさはフィリピン人の方が勝っている気がします。その心の持ちようを学べるのはここで暮らすことのメリットかなと思います。日本で辛い状況でいるくらいなら、フィリピンに来ちゃえばって思いますね。人を受容する心、助け合いの心があるので、救われた気持ちになると思います。

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フィリピンの危機的状況にいる子どもたちの支援をしているNPO法人ICANマニラ事務所でスタディツアー、研修事業、国際理解教育、資金調達を担当しています。スタディツアー、研修においては、日本からフィリピンの現状について学びたい人を募集し、ICANが実際に活動している事業地に案内します。

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日本とフィリピンの友好、相互理解のために文化交流を行っています。具体的には、文化事業(日本映画祭や展示、公演など)、日本語教育(日本語教師の研修や日本語能力試験の実施)、日本研究・知的交流(日本について研究する人への支援、知的リーダー層の交流)を3本柱として行っています。その中でも特に文化事業と日本研究・知的交流を担当しています
26歳で今の会社をフィリピンで立ち上げ、最初はオンライン英会話からスタートしました。現在では、語学事業の中でより幅広くオンライン英会話、語学留学、海外インターンシップ、オープンカレッジ、フィリピン現地の駐在員の方たちを受け入れる、通学可能な英会話教室も運営しています。
JETRO Manila全体の仕事としては、日本からフィリピンへの輸出促進とフィリピンへの投資支援が二本柱になっています。その中で、私は調査担当として、フィリピン経済統計をまとめてデータ化し資料に起こしています。例えばフィリピンの人口ピラミッドや経済成長の状況について、他のASEAN諸国と比較をしながら日系企業に説明をします。
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