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第六十八回ビジネス烈伝 / ミライフィリピン 社長 本永修さん
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フィリピンで梱包事業に参入、世界展開の試金石に

ミライフィリピン
社長
本永修さん

1963年東京生まれ。専修大学付属高校を卒業後、専修大学商学部に進学。1984年に新卒でアパレルメーカーに就職。子供服の営業を手がける。1992年に未来樹脂に転職。新製品の提案などのため、全国の営業を担当。2000年リサイクルの新事業を社内で立ち上げ、16年にフィリピン法人を設立、現職。

好きな言葉
座右の銘といえるかは不透明ですが、行動の指針として「何をするかよりも誰とするか」を非常に大事にしています。今までの様々な経験からこのように感じるようになりました。信頼のおける人と何をしていくのか。日々の生活でもこの言葉を振り返るようにして、仕事に励みたいと思います。

 

2016年にミライフィリピンの社長に就任した本永修さん。アパレル業界での仕入れや販売を経て、未来樹脂に転職。新規事業としてリサイクル材を使用した梱包、輸送用資材の開発に携わり、フィリピンで事業拡大を進める。参入障壁の高いニッチな分野で勝負し、世界展開を見据えてフィリピン市場に布石を打つ。

 

 

編集部

 

学生時代の生活について教えてください。

 

本永さん

 

専修大学の付属高校を卒業し、専修大学商学部に進学しました。3000人もの部員が所属するテニスの同好会リーグに入り、練習三昧の学生生活を送りました。

 

 

編集部

 

卒業後はどうされたのですか?

 

本永さん

 

アパレル企業に入社、営業を8年間しました。低価格で実用的な服から一着何十万円もする高級服まで、幅広く取り扱っている会社で子供服を担当。仕入れから製造、在庫の管理や出荷などすべてを手がけたのが良い経験になったと思います。

 

 

編集部

 

未来樹脂にはいつ転職されたのでしょうか?

 

本永さん

 

1992年、29歳の時に未来樹脂に転職しました。26歳で結婚し子供が生まれたものの、仕事が忙しくて家族の時間をなかなかつくれなかったのが転職の主な理由です。転職活動中に見つけた未来樹脂に惹かれました。

 

 

編集部

 

どのような点が魅力的だったのでしょうか?

 

本永さん

 

実家が機械の修理・メンテナンスなどを手がける会社を経営していたのですが、取引先がたまたま未来樹脂の取引先と一緒で、親近感を覚えました。未来樹脂が扱う資材の市場自体は小さいのですが、ニッチな事業なので参入障壁が高い。今までにない製品を自社で企画、開発し規格品として提案、導入が一度決まると継続的に売り上げが確保できる、その分野のオンリーワン企業としてのビジネスモデルを構築していたことが魅力でした。

 

 

編集部

 

入社後はどのようなご担当だったのですか?

 

本永さん

 

営業です。北は北海道の網走から南は沖縄まで、営業先に訪問して新製品を提案したり、マーケティング調査を行ったりしました。企業側にどういったニーズがあるのかを探り商品化した後は、販路をどのように広げていくかを検討していました。

 

 

編集部

 

何年間営業をされたのですか?

 

本永さん

 

2000年までの約8年間営業を続け、その後は新規事業の立ち上げに携わりました。リサイクル材を使った梱包資材の導入を提案しました。値段が1桁変わるほど、大幅にコストを削減できる点が強みでしたね。

 

 

編集部

 

なぜリサイクル材に着目されたのでしょうか?

 

本永さん

 

2000年に容器リサイクル法が施工され、ペットボトルとそれ以外のプラスチックを分別するというリサイクル方法が広がりました。しかし実情としては、ペットボトル以外のプラスチックには色々な材料が混ざってしまっているので、新しい製品をつくる材料として一般的には使用しにくい。そこで自社の使用済みの材料を自社の技術で製品化できないかと考え、リサイクル製品化事業を立ち上げたのです。産官学で研究を進めた結果狙いは的中。その後、リサイクル材料を活用した梱包、輸送材の展開をスタートしました。初年度で何億円もの売上を計上しました。

 

 

編集部

 

その後フィリピンに進出されたのですね。

 

本永さん

 

以前から、日本企業の進出が盛んなタイや中国への進出のきっかけはありましたが、これから伸びて行くフィリピンで自社が持つ輸送梱包製品の展開をしたいと考え進出しました。また、弊社は世界各国に取引先があり以前ヨーロッパの取引先から、使用済みの弊社製品をリサイクル化技術を用いて新たな製品として再活用して欲しいというご依頼を頂いたのですが、現場で英語を使って仕事ができる人材がいなかったため、実現できずに終わりました。そこで英語が堪能な人材を輩出しているフィリピンで彼らに徹底的に知識や仕組みを教えて海外事業を担ってもらいたいと考えたことも一つの切欠でした。そして、2016年8月に会社を設立しました。

 

 

 

 

編集部

 

どのように販路を開拓されているのですか?

 

本永さん

 

弊社の製品を使用した際の改善効果を数値化し、具体的な改善効果をご提示しています。弊社の製品を使用することで同じ外装箱に200%以上の数量を収容することで輸送費・資材また工程の削減により物流コスト削減につながった事例などがあります。とにかく現場に行き、自分の目でみて、課題や解決方法を考えることが非常に重要です。

 

 

編集部

 

働く上で大事にされていることは何ですか?

 

本永さん

 

コミュニケーションを重視しています。一人一人性格や価値観を異なりますので、それぞれ認め合える職場環境にしていきたいですね。

 

 

編集部

 

現在の課題を教えてください。

 

本永さん

 

人材の育成です。日系の企業を相手にしているので日本の常識が求められる場面が多いのですが、フィリピンの文化とは少し異なる点もあります。今後は社内でマニュアルを作り、業務の見える化を徹底していきます。

 

 

編集部

 

フィリピンに進出するメリットを教えてください。

 

本永さん

 

自社の強みを最大限に活かせることです。こちらではオリジナルのプラスチック輸送資材を使用し、改善を検討するといった手法があまり見られないので一度改善効果を認知して頂ければ拡大が早いかと思います。現在は自動車部品を主に扱っているのですが、今後は製品の幅を広げ、アジアの他国にも展開していきたいです。

 

 

編集部

 

今後計画されている新規事業などはございますか?

 

本永さん

 

梱包、輸送用資材のメンテナンス事業を検討しています。弊社が納入させて頂いた製品を使用後に繰り返し使いたいという依頼をいただくことが多いためです。弊社では一度使用したものをリターナブル資材として利用を世界的にはプラスチックストローを廃止するなど、プラスチックの使用を控える動きが広がりつつあります。弊社では一度つかったものをリサイクル資材として購入して再利用を進めているので、非常によい循環ができつつありますね。

 

 

編集部

 

プライベートはどのように過ごされていますか?

 

本永さん

 

ゴルフ上達に向けて、日々練習しています。

 

 

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ビジネス烈伝

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焼肉やしゃぶしゃぶが楽しめる和食ビュッフェ店を7月に開業したダイニングイノベーションの西山知義代表取締役会長。焼き肉レストラン牛角など、これまでに様々な業態の店舗を国内外で幅広く展開してきた。「お客様が喜んでくれることがモチベーションにつながる」と語る西山氏は、アジアで多くの人々の胃袋を掴み始めている。
2014年にジョイントベンチャーとして設立されたUCC上島コーヒーフィリピンのCEOを務めるHubert Young氏。三ツ矢堂製麺など多くの日本食事業をフィリピン展開する架け橋となり、飲食業界を30年以上率いてきた。
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ビジネス烈伝
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