ブログ
食べる
経済ニュース
コラム
求人情報

HOME > フィリピンの経済ニュース > 宅配大手LBC、日本のバリックバヤン企業を買収 日比間定額制宅配、比事業では既に佐川と提携

宅配大手LBC、日本のバリックバヤン企業を買収 日比間定額制宅配、比事業では既に佐川と提携

2019年11月5日

フィリピンの大手物流企業LBCエクスプレス・ホールディングス(LBC、フィリピン証券取引所上場)は、11月4日、日本の株式会社マーメイド(本社:東京都台東区)の全株式を20万米ドルで取得したと発表した。

 マーメイドは、日本からフィリピンへの定額制宅配サービス(バリックバヤン)などを手掛ける企業である。バリックバヤンボックスは日本全国の顧客の自宅からフィリピン全域の届け先まで荷物を届ける宅配サービスである。荷物は、日本税関への輸出申告を経て、コンテナ船にてマニラ港まで運ばれる。マニラ到着後、フィリピン国内の輸入通関を経て、それぞれの届け先まで配達される。

 なお、アラネタ・ファミリー傘下のLBCは2016年、傘下のLBCエクスプレス社を通じて、佐川急便を傘下に有するSGホールディングス・グループの海外事業統括会社、SGホールディングス・グローバル社との間で、フィリピン国内のデリバリーおよびロジスティクス事業領域における業務提携契約を締結している。
  
 LBCエクスプレス社は、1950年代に航空貨物代理店として設立された。その後、フィリピン国内において現金および一般貨物の輸送を開始し、現在ではフィリピン国内最大規模の1,100以上の拠点とアメリカ・カナダを中心に60以上の拠点を有する最大級の宅配便企業となっている(19年11月4日のフィリピン証券取引所回覧07643-2019号などより)。

 

その他の記事

オンライン英会話など英語関連事業を運営するレアジョブ(本社:東京都渋谷区)は、10月24日、「フィリピンにて英語力評価(アセスメント)機能に特化した子会社RareJob English Assessment社を立ち上げる」と発表した。

ゴティアヌン財閥傘下の有力コングロマリットの一つフィルインベスト・ディベロップメント(FDC)の子会社であるフィルインベスト・アラバン(FAI)は、三菱商事(MC)と合弁事業契約を締結した。

環境を経営の最重要課題のひとつと位置付け、CO2排出ゼロにとどまらず環境へのプラスを目指すトヨタグループの一員として、トヨタ自動車のフィリピン拠点であるトヨタモーター・フィリピン(TMP)もクルマの製造時におけるCO2排出量ゼロを目指す「工場CO2ゼロチャレンジ」など環境マネジメントを強化している。

日立製作所(日立)は、現地最大の配電企業であるマニラ電力(メラルコ)と共同でフィリピンで蓄電システム(BESS)事業を展開しつつある。

米国フォーブス誌アジア版が、フィリピン富豪番付トップ50(2019年版)を発表した。

三越伊勢丹ホールディングス、野村不動産、フィリピン大手不動産企業のフェデラルランド は共同で、フィリピン・マニラ首都圏タギグ市ボニファシオ・グローバル・シティ(BGC)地区に位置する、フェデラルランドが開発したグランド・セントラルパーク地域において、分譲住宅及び商業施設の不動産複合開発に取り組んでいる。

キリンホールディングス)が48.39%出資しているサンミゲル ブリュワリーは、2019年9月末から、マニラ首都圏マカティ市とボニファシオ・グローバルシティ(BGC)の飲食店向けに「キリン一番搾り樽詰生」の販売を開始する。

出光興産の子会社であり防水事業などを展開する昭石化工(本社:東京都港区)は、9月19日、マニラ首都圏マカティ市デュシタニ・マニラにおいて、マニラ支店の開所式を開催した。

日本政府観光局(JNTO)は9月18日、2019年8月の訪日外客数推計値を発表した。それによると、8月の訪日外客数は前年同月比2.2%減の252万0,100人で、2018年8月の257万8千人を約6万人下回った。

オートバックスセブンと加盟店契約を結んでいるユーエイは、同社店舗にて受け入れているフィリピン人技能実習生の1名が、新在留資格「特定技能1号」の自動車整備分野で初めて特定技能外国人としての許可を受けた。

金融・経済

ジャンルで探す

フィリピン不動産賃貸ポータルサイト  |   フィリピン求人 ジョブプライマー  |   BERENTA:Find the condo that suite you