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【新型コロナウイルス入院記:前編】本当にしぶとい新型コロナウイルス。18日間にわたる入院治療の全容
2020年04月14日更新
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私たちの日常を大きく変えた新型コロナウイルス。実際に感染してしまった場合、一体どのような症状が出て、どのような治療が行われているのでしょうか。3月24日から4月11日まで日本の病院で治療をうけたフィリピンプライマー読者による18日間の入院記を、前編と後編にわたってお伝えいたします。

「新型コロナウイルスは本当に恐ろしい病気です。もし高齢者の家族に感染したら、悲劇しか待っていないと思います」。4月11日に退院を迎えたいま、私が感じている正直な感想です。(プライバシー保護の観点から、名前は伏せさせていただきます)

 

これからお話することはあくまで個人的な感想であり、新型コロナウイルスに関しては依然としてまだ多くのことが明らかになっていません。症状や感じ方についての個人差があると思いますが、皆さんにも貴重な情報であると願い、私が体験した一部始終をお話させていただきます。

 

3月20日春分の日の深夜

全身の倦怠感を感じました。日付が21日に変わったころに体温をはかると、37.9度の熱が。私の平熱は36度前後ですが、ここ2日ほど37度〜38度の熱が続いていました。もしかしたらこの症状は新型コロナウイルスかもしれない。少し風邪気味かなと思っていましたが、嫌な考えが頭をよぎりました。

 

そこで21日に保健所に電話をして、症状を説明。どの病院で診察してもらえるかを尋ねたところ「最寄りのクリニックが対応してくれます」と返答がありました。

 

すぐに診察してもらえるのなら一安心です。電話で指定されたクリニックにいそいで電話をすると「うちでは対応できないので、他で診てもらってください」という返事が。どうやら保健所とクリニック間で連携がとれていなかったようですね。

 

途方にくれていても仕方がないので、再度保健所に電話。保健所側でアポをとってくれないかと懇願しましたが、対応はできないとのこと。なんとか市内の8つのクリニックのうち、1つだけ診察を受け入れてくれるクリニックを見つけました。マスクを着用して、自転車でクリニックに向かいます。

 

しかし診察をいざ受けてみると、その日は問診のみで終了。解熱剤を処方されただけでした。そこまで熱が高かったわけではなかったので、内服もせず、その日は床につきました。

 

3月22日の日曜日

少し味覚に違和感を感じ始めました。咳もでてきて、不安が募ります。

 

3月23日の月曜日。再び検査を希望するため市内で一番大きい病院に電話をしたところ、診察の承諾をもらうことができました。マスクを着用して、再び自転車で病院へ向かいます。CTスキャンとX線の検査をしたところ、肺炎の影が。そのため新型コロナウイルスかどうかを診察するために、PCR検査をうけることが決まりました。

 

PCR検査とは、現在ウイルスが体内に所属しているかどうかを判断する検査のことです。医師などの専門家が患者の鼻の奥から鼻咽頭ぬぐい液などを採取して、検査にあたります。

 

PCR検査をした翌日、3月24日

陽性との結果が出ました。新型コロナウイルスに感染していると判明したのです。当日から私は入院となり、治療に専念することになりました。

 

日本では現在、新型コロナウイルス感染症が指定感染症に分類されています。指定感染症でない場合は、新型コロナウイルス感染症の患者において入院が必要だと医師が判断しても、患者が拒否すればそれ以上の強制力はもちません。しかし指定感染症に指定されている場合は、法に基づいて入院などの隔離措置をとらなくてはいけません。

 

私の結果が陽性とわかるとすぐに保健所のスタッフが来てくれて、感染症法第19条第一項に基づく入院勧告書を受領しました。まず気がかりだったのは、私の周りの人々です。幸いにしてこの時点で濃厚接触者は家族のみ。子供2人と両親の計4人も検査して陰性でしたが、自宅で2週間は外出禁止の措置をとってもらうことになりました。

 

入院してからも熱や咳、味覚障害は続きました。残念ながら新型コロナウイルスに対処するための専用の薬やワクチンはまだ開発されていません。治療は風邪薬の処方がメイン。熱がでれば解熱剤、咳がでれば咳止め。本来は喘息用として使用されている「オルベスコ」という吸引剤も処方してもらい、ほぼ毎日吸引していました。入院してから4日目の27日の夜には点滴もうちました。

 

コロナウィルスは本当にしつこいです。とても強い生命力をもっていて、人間の体の中で長く生き続けているように感じました。一度解熱剤を使わずに熱が下がったとしても、数日後にはまた熱が発生してしまいます。34.9度を記録したり、38.9度を記録したり。何度もしぶとく症状が続きました。

 

4月1日、2回目のPCR検査を実施

 

この日はPCR検査を受けました。というのは、2回連続でPCR検査の結果が陰性でないと、退院できないという決まりがあるからです。

 

幸いにして検査は陰性だったものの、この日はこれまでで最も高い39.4度まで熱が上昇。翌日からは他の異変を感じるようになっていきました。

 

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コメント / トラックバック 6 件

mike | 
 

非常に役に立ちます

プライマー編集部 | 
 

mikeさま

フィリピンプライマー編集部です。
嬉しいお言葉を頂戴し、誠にありがとうございます

読者のみなさまに有益な情報をお届けできるよう努めてまいりますので、どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

フィリピンプライマー編集部

高校1年生 | 
 

ちょうど、学校の休校期間中の公民のレポートで、新型コロナウイルスに感染した人の実体験を調べているので、とても参考になりました。
後編も見ようと思います。

プライマー編集部 | 
 

高校1年生さま

フィリピンプライマー編集部です。コメントをいただきありがとうございます。
後編は今週末に公開予定ですので、どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

フィリピンプライマー編集部

ミキ | 
 

病院での診断の結果、コロナだろうと言われました。発熱と咳症状のみのため検査は出来ていません。
3週間経過しても、まだ熱が続いています。医師にも治るまで時間が掛かるとは言われましたが、熱が下がるまで、どの位の日数でしたか?
また、検査結果で陰性が出たときには、既に熱は下がっていましたでしょうか?

プライマー編集部 | 
 

ミキさま

フィリピンプライマー編集部です。

今回掲載した事例の方に関しましては、2週間くらい熱が続き、熱が下がってからPCRテストを受けたそうです。
どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

フィリピンプライマー編集部

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