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フィリピンで働く人図鑑 Vol.3 / 川江 知裕さん





フィリピンのBPO
Gulliver Integrated Outsourcing Inc.

マーケティングマネージャー 川江 知裕さん
1986年9月12日生まれ 28歳
在比歴 1年9か月 既婚
普段のランチ:スカイプラザのフードコート(平均予算80~100ペソ)



お仕事の内容について

ネットショッピングのマーケティングを行っています。主に楽天・ヤフー・Amazonなどのサイト内での販売促進で、サイトのアップデートや商品の更新、イベントのプロモーションなどを企画運営しています。また、当店の販売する商品の競合価格チェック、在庫の管理なども行っています。




    

     フィリピンに来たきっかけは?

4~5年前にプライベート旅行でセブに行ったのがきっかけです。海はきれいだし、フィリピン人も温かいので、とても気に入りました。またその頃多くのテレビ番組で東南アジアの特集が組まれておりフィリピンの成長を知り、この国の可能性を感じました。そのようなところで、仕事もプライベートも充実できたら、すごく楽しいだろうとそのとき思いました。今でもセブのスミロン島やマクタン島にはよく行っています。



    

     仕事の好きなところ

ECサイトはリアル店舗と違い、商品のラインナップやレイアウトをすぐに反映できるところが好きです。接客はできませんが、その分自分の思うようにサイトを構築できます。デザインを考え、見せ方を工夫するだけで売り上げが数字としてすぐに反映され、良し悪しがわかります。売り上げが良くない場合は、プロモーションの効果などその理由をとことん追求します。他にも「アクセス数はどうか」、「サイトの転換率はどうだ」とか。もともと理系だったので、数字を追っていくことは楽しいです。

また、自分の好きな商品を取り扱うことができるのも魅力の一つです。私は「Bodum(ボダム)」というブランドのグラスが大好きで、実際に当店のサイトでも販売しております。このグラスは、二重のグラスなので、結露せず、熱くならない。そして軽いという特徴を持っています。それを販売してみて、使用する人に商品の魅力を実感していただけていると思うととても楽しいです。



    

     海外で働く際に求められるスキル

英語はできた方がいいと思います。他には、言葉だけでは伝えきれない微妙なニュアンスを伝えることができる能力。また、日本人とフィリピン人は考え方が違うからと言って、そこを知らぬ存ぜぬではだめだと思います。歩み寄ることが大切です。



    

     日本でやっておけばよかったこと

日本にいる際に、もっと現地を知っておけばよかったと思いました。家を借りるルールにしても、家賃3か月分の前払金が必要とは知りませんでした。自分の生活範囲のことを知っておかなければいけないと感じました。

その他に歯や目、悪いところは治しておいた方がいいと思います。こちらのお医者さんはどうしても不安になります。それは、うまく症状が伝えられるかわからないからです。「歯は抜きたくないからあまり目立たないように削って蓋をしてほしい!」ってなかなか言えないですよね。



    

     休日の過ごし方

洗濯や部屋の片づけ、スーパーへの買い出しなどで過ごしています。また、映画もよく見に行きますね、日本より2ヶ月くらい先に上映されるので「もう見たよ!」などとつい友人に自慢してしまいます。



    

     毎日欠かさず行うこと

「戸締り用心火の用心」といいますが特に戸締りです。戸締りだけはちゃんとしています。不安なのでカギを締めたか分からない時は、走って確認に戻ります。



    

     フィリピンでの失敗談

グリーンマンゴーの味を知らずにいっぱい買ってしまったこと。ります。



    

     フィリピンに来てよかったことは

一年中夏のような気候なので厚着をしなくて済むことです。また、フィリピン人の明るく、やさしい性格に癒されます。会社にあるガラス製のドアに気付かず頭をぶつけてしまった時も、フィリピン人スタッフは本気で心配してくれました。



    

     尊敬する人

尊敬する人はたくさんいますが、その中でも弊社の社長を一番尊敬しています。常に笑顔を絶やさず、とても前向きな方です。「無理」という言葉を使わず、どうしたらできるかを考え、アイデアを出しているところを尊敬しています。また、社員との距離も近く新人のスタッフにも時間を作り叱咤激励してくれます。



    

     成長したこと

日本にいた頃よりも業務の幅が広がったと思います。いろいろ仕事を任されていることに成長を感じています。そして、自分で決断することも増え、結果もついてきているように思います。また、結果だけを見るのではなく、その過程のプロセスを重要視できるようになったのも、成長したと感じる点です。





    

     カバンの中身拝見

ほとんどがオフィス内での仕事になるので、PC用の眼鏡を使用しています。また、自分の好きなコーヒーを飲むためにコーヒーの粉を持参しています。

    

     これからのキャリア

「カッコよく」なりたいです。自分の中で「カッコよく」とは、やりたいことをしっかりとできる人。そのためには、自分自身ですべてを選択すること。二択でもいいので自分にとって最善の選択をする。相手の選択に身をゆだねるのではなく、自分で選択し周りの人に左右されない。相手のアドバイスはあっても、最後に決めるのは自分なので。

そして、いい経験は顔に出てくると思います。怒ったり、笑ったり真剣になったりと顔の表情を豊かにし、顔の深みを増していきたいです。



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働く人図鑑 前回のコラム

自分の営業担当エリアであるマカティやバタンガスに行き、お取引のある企業に対して航空運賃のご説明やキャンペーンのご紹介などを行っています。

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日本とフィリピンの友好、相互理解のために文化交流を行っています。具体的には、文化事業(日本映画祭や展示、公演など)、日本語教育(日本語教師の研修や日本語能力試験の実施)、日本研究・知的交流(日本について研究する人への支援、知的リーダー層の交流)を3本柱として行っています。その中でも特に文化事業と日本研究・知的交流を担当しています
26歳で今の会社をフィリピンで立ち上げ、最初はオンライン英会話からスタートしました。現在では、語学事業の中でより幅広くオンライン英会話、語学留学、海外インターンシップ、オープンカレッジ、フィリピン現地の駐在員の方たちを受け入れる、通学可能な英会話教室も運営しています。
JETRO Manila全体の仕事としては、日本からフィリピンへの輸出促進とフィリピンへの投資支援が二本柱になっています。その中で、私は調査担当として、フィリピン経済統計をまとめてデータ化し資料に起こしています。例えばフィリピンの人口ピラミッドや経済成長の状況について、他のASEAN諸国と比較をしながら日系企業に説明をします。
日本人のお客様を中心に、フィリピンでのお住まいや、出張時のご宿泊先、進出されてきた企業様向けの小規模オフィスをご案内して、住環境を整えるご提案をしております。物件は日本人のお客様が投資用に購入されたものが中心、かつ弊社も保有している物件なのでその辺りの安心感をお客様にお伝えしたいです。
フィリピンの危機的状況にいる子どもたちの支援をしているNPO法人ICANマニラ事務所でスタディツアー、研修事業、国際理解教育、資金調達を担当しています。スタディツアー、研修においては、日本からフィリピンの現状について学びたい人を募集し、ICANが実際に活動している事業地に案内します。
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