ブログ
食べる
経済ニュース
コラム
求人情報

HOME > フィリピンの経済ニュース > 外資直接投資、9カ月間で37%減の51億ドル

外資直接投資、9カ月間で37%減の51億ドル

2019年12月11日

フィリピン中央銀行(BSP)は、2019年9月の外資直接投資(FDI)の速報値を発表した。
 
9月の外資直接投資(FDI)純流入額は前年同月比2.9%減の5億6,600万米ドルにとどまった。主に非居住者の債券への純投資減少によるが、株式資本投資勘定の黒字化が一部相殺した。
 
株式資本投資は1億7,000万米ドルの純流入。そのうち、通常資本勘定は9,600万米ドルの純流入であった。上位投資国・地域は、日本、台湾、米国、香港、オランダで、主に金融・保険、製造、不動産へ投資された。利益再投資は7,400万米ドルの純流入で前年同月から9.4%減少した。一方、現地グループ企業(子会社や関連会社)への貸付やそれらが発行する債券引受額(ネットベース)は36.0%減の3億9,500万米ドルであった。
 
2019年年初9カ月間の外資直接投資(FDI)純流入額は前年同期比(以下、同様)36.9%減の51億1,800万米ドル。流入の減速は、主に長期化している米中貿易戦争の影響による。この貿易摩擦は世界的な成長に負の影響を与え続け、外国人投資家はフィリピンを含む新興市場での投資計画を世界の成長見通しが回復するまで見送りという状況である。

株式資本投資の純流入額は46.2%減の13億7,800万米ドル。そのうち、通常資本純流入額が66.7%減の6億3,200万米ドル。上位投資国・地域は、日本、米国、シンガポール、中国、韓国で、主に金融・保険、不動産、製造へ投資された。利益再投資純流入額は12.5%増の7億4,600万米ドル、債券引受額(ネットベース)は32.6%減の37億4,100万米ドルであった。
 
なお、中央銀行のFDI統計は実際の外貨流入額がベースとなっており、フィリピン経済区庁(PEZA)や投資委員会(BOI)が発表する投資認可額とはベースが異なる。ちなみに、12月6日に発表された政府の7投資機関による9カ月間の外資投資(FI)認可総額は前年同期比216.6%増(約3.2倍の2,779億9,600万ペソと急増しており、実際の流入実績額とは対照的である(19年12月10日のフィリピン中央銀行発表などより)。

 

その他の記事

=お売りください!高価現金買取り致します=

MAKATI SHOW ROOMに展示中
マカティにShow Roomをオープンしました。
お気軽にお越しください。

お得な最新情報は随時SNSにて配信中。facebook、Instagramをチェック!

コストパフォーマンスフォーマンスに優れたインクジェットプリンターから、高速印刷のレーザープリンターまでご用意しています。

POEA認定の正規フィリピン人材派遣会社
日本への技能実習生、エンジニアの人材派遣はお任せください

2015年にフィリピンに会社を設立し、現在は縦型成型機5台(20t~50t)、横型成型機7台(20t~180t)を保有し、縦型では電源及び発電コイルの精密インサート成形、横型では小型~中型の機能部品及び外観部品を生産し組立までの一貫生産も対応致します。

フィリピン退職庁(Philippine Retirement Authority=以下PRA)は、外国人や外国の市民権をもつフィリピン人退職者の安全な投資先として、フィリピンをおすすめしています。

フィリピンにてお客様の事務効率改善サポートをご提供し続けて、54年を迎えます。これからもドキュメントを通じて、フィリピンでご活躍の日系企業様を強力にサポート致します。

安心・安全・時間厳守の運転手つき日系レンタカーサービス
月契約、年間契約等の長期割引も可能!!創業14年だからできる、5分以上の遅刻で料金無料!!

高度なデザイン性と機能性で、毎日のオフィスワークを快適にサポートします。
背骨のカーブに応じて快適にフィットするランバーサポートを採用。

フィリピン不動産賃貸ポータルサイト  |   フィリピン求人 ジョブプライマー  |   BERENTA:Find the condo that suite you
ページトップに戻る