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【フィリピン経済ニュース】オンライン英会話レアジョブ、比人6千名以上を雇用

2020年11月24日

英語関連事業を運営するレアジョブ(本社:東京都渋谷区)は、11月20日、同社株式の上場市場が東京証券取引所マザーズ市場から、東京証券取引所市場第一部へ市場変更されたと発表した。

その発表によると、レアジョブの主力の英語関連事業であるオンライン英会話サービス「レアジョブ英会話」は、日本の英語教育市場に対してフィリピン人講師がレッスンを提供するという両輪によって成り立つビジネスモデルである。レアジョブは、フィリピンに子会社4社を抱え、フィリピン人6,000人以上に対して講師やスタッフとして働き、活躍する機会を提供している。講師に対しては、雇用形態を問わず採用からトレーニング、評価制度の導入に至るまで現地子会社が主体的な運営を行い、仕事を生み出すという点で地域経済の活性化に貢献してきた。同時に、レッスン提供を通じてサービスの質向上にもつなげている。

日本においては、英語教育やグローバル人材育成の加速を、フィリピンにおいては、仕事の提供によって経済成長や女性活躍に寄与するなど、SDGsの達成に向けても日本・フィリピンの両国において貢献している。上場企業としての高い成長性と、社会貢献の両立を図る企業経営を通して、今後もさらなる企業価値向上に努めて行く方針である。

なお、レアジョブの設立は2007年10月18日、同年11月から無料のインターネット通話ソフト=スカイプ(Skype)を使用したマンツーマンの安価な英会話レッスンを提供している。サービス開始から約6年半後の2014年6月27日に東京証券取引所マザーズ市場上場に至った。2015年には学校向けサービス提供開始、三井物産と資本業務提携した。そして、2019年12月16日付で、一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)へ入会した。2019年末で70万人以上の個人ユーザー、2,200社以上の法人企業、230校以上の教育機関など多くの顧客へサービスを提供、国内トップのオンライン英会話サービスへと成長している。

レアジョブは英語を公用語とするフィリピン人講師を採用し、利用しやすい価格で学習効果の高い英会話レッスン提供などを目指してきている。日本人と同じく英語に第二言語として取り組み、身に着けた経験を持つからこそ、日本人の学習者にとってネイティブスピーカーではなりえない最適な学習パートナーとなる。また、フィリピン人のフレンドリーで親切な国民性はオンラインのマンツーマン・レッスンに非常に適している。レアジョブは、フィリピン全土のレアジョブ英会話ネットワークから採用している。

 

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