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比ユニクロ、29日に避暑地バギオに開店

2019年11月26日

ファーストリテイリングはフィリピンにおけるユニクロ店舗の出店、運営を目的として、2012年1月にSMリテール社と共同出資して合弁会社、「ファーストリテイリング・フィリピン社」(FRPI、所在地:マニラ首都圏パサイ市)を設立した。ファーストリテイリングの出資比率は75%である。
 
ユニクロ・フィリピン1号店は、2012年6月15日に、巨大ショッピングモール「SMモール・オブ・アジア」に出店された。初出店から約1年後の2013年5月に4店、その後順調に店舗網が拡大、2017年末には47店、2018年5月末で50店に達し、初出店時に掲げられた「数年で50店体制」という目標が達成されている。そして、東南アジアで最大の店舗数を展開するに至っている。2019年11月29日には61号店(比ユニクロのウェブサイト表示による、一時閉鎖店も含む)となる「SMシティ・バギオ店」をオープンする。
 
「SMシティ・バギオ店」は、避暑地・観光地として名高いバギオ市のショッピングモール「SMシティ・バギオ」1階にオープンする予定である。同店の営業時間は毎日10時~21時である。61店の地方別内訳(ユニクロ・フィリピン基準)は、マニラ首都圏26店、北ルソン13店、南ルソン10店、ビサヤ8店(1店は一時閉鎖中)、ミンダナオ4店となる。 

2013年8月末時点ではフィリピンのユニクロ店舗数は6店で東南アジア(ASEAN)においては、シンガポールの12店、マレーシア10店、タイ10店の後塵を拝し、第4位にとどまっていた。しかし、2017年10月末には43店で、マレーシアの42店を上回る単独トップに浮上した。2019年10月末時点で60店(1店は一時閉鎖中)に達しており、ASEAN出店数首位の座は更に強まりつつある 。

東南アジアにおけるユニクロ店舗数推移(月末値)

16年 17年 18年 19年
2 5 8 11 2 5 8 11 2 5 8 11 2 5 8 10
フィリピン 27 30 32 34 35 37 40 45 47 50 51 55 56 57 58 60
シンガポール 24 24 24 25 25 24 24 25 26 26 26 28 27 28 28 28
マレーシア 33 34 35 35 37 39 41 43 43 46 48 48 47 48 49 49
タイ 30 32 32 34 34 34 34 35 35 39 40 44 44 50 50 50
インドネシア 9 9 9 10 10 11 12 14 15 18 18 21 21 26 26 29

(出所:ファーストリテイリングのユニクロ事業戦略資料より作成)

 

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