執筆者:ポギ金子
フィリピンで3年間パーソナルトレーナーをつとめてきたラガーマン。フィリピン在住者に、ダイエットやフィットネス、マッスルトレーニングなどを指導していく中で自身が得た知見を本号から本誌にて連載。
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Get Healthy!Be Healthy!Be Beautifully!In the Philippines
7月、ボディビル大会にマニラに行きます!
私ごとですが、以前記事の中で3月にマニラで行われるボディビル大会へ向けて減量中と書きましたが、その大会が7月へ延期されマニラ行きが先延ばしになりました。それとは別に、5月に大阪で行われるボディビルの大会へ出る予定で現在そこへ向けて減量中でございます。
これまでは、『週に一度は好きなもの食べて、お酒も飲んでストレスフリーでダイエット』と言ってきましたが、どうやらそんなことをしていては減量が間に合いそうにないのでさみしいですが、今はビールやジャンクフード達とは少し距離を置いています。
その後、5月の大阪大会を経て7月のマニラ大会へ行く予定です。さらにその後少し先ですが、11月にフィリピンで行われるスパルタンレースへも出場する予定です。読者の方の中でもし興味ある方いればチームを組んで一緒に出たいですね!私ごと続きで恐縮ですが、口だけにならないように記録としてここに明記させて頂きます。
筋トレのメカニズムは?
そんなフィットネス続きのスケジュールへ向けて日々行なっているトレーニング。筆者が筋トレに関して念頭に置いていることは、『カラダに筋肉は必要だとシグナルを送る』ことです。『痩せるためには筋トレが必要』とよく言われます。
ですが勘違いされやすいのが、『筋トレしている間に脂肪燃焼されているわけではない』ということ。脂肪が燃やされるタイミングというのは、空腹の時、寝ている時、または有酸素運動を行なっている時です。
筋トレはあくまでも、カラダがエネルギー不足で体内からエネルギーを生産しようとした際に筋肉を分解させずに、なるべく脂肪を分解、燃焼しエネルギー生成を優先しようと身体に認識させる手段なのです。そこでもっとも効率よくそのシグナルを強くカラダに認識させる方法が『スクワット』です。
スクワットの絶大な効果とは?
ここでのスクワットはバーベルを担いで行う『バーベルスクワット』を指します。
『スクワット』は、足トレの代表的種目として挙げられますが、実際バーベルスクワットで用いるのは全身。数十キロあるバーベルを担いでしゃがむわけですから、バーベルを安定させるために、腕の上腕二頭筋、三頭筋を用いて強くバーベルを握りしめ、のし掛かる圧力を肩の三角筋で受け止める。そしてしゃがむ際に前後に働く不安定なブレを腹筋、背中の僧帽筋、広背筋、起立筋で制御する。そしてしゃがみ切ったポジションから下半身の大腿四頭筋、ハムストリングス、大臀筋を総動員させ重力に逆らいバーベルを挙げる。その際にカラダ、脳が受け取るシグナルは『このカラダへ再度この危機的な負荷がかかっても良いように筋肉をなるべく残しておこう、そして更に成長ホルモンを分泌させ全身の筋肉を成長させよう』。これこそがスクワットはトレーニングの王様と言われている由縁です。
まずは自宅で自重スクワットから始めてもO K!もし、コンドミニアムにジムが併設させている場合や近くにジムがあり通える環境にある方は是非『バーベルスクワット』にトライしてみて欲しいです!