第12回 『カンパニーパーティー』
読者の皆様、こんにちは。アシスタジアで
セクレタリーをしているArbyです。フィリピンで
の生活に馴染みすぎたボスは街中でタガログ語で
話し掛けられる程にまで成長。でもタガログ語は
得意じゃないから英語で答えると「あなたPINOY
じゃないの!?」と驚かれるらしい。今回はそんな
ボスの変化について書こうと思います。今やフィリピンにすっかり馴染んだボスも、
日本では普通のサラリーマンだった。その頃に
培った経験や知識を土台にアシスタジアを運営し
ているからArbyの会社は日本スタイルと言っても
良いと思う。だけど、その日本スタイルは今まで
のフィリピンには無い物だったから、Arbyも含め
スタッフ全員が「日本人は何でそんなに細かいの?」
と驚いてたっけ。
そんなわけで最初はボスに怒ら
れてばかりだったけど継続は力なり。今でも
「更に上を目指せ」と言われるけれど、みんな随分
と責任感が強くなった気がする。これは異文化
交流によって生まれた良い効果だったなと思う。逆に純日本人のボスはフィリピン文化に何度も
驚かされたみたい。日本だとクリスマスは当然
冬で雪が降る程に寒い。だから室内で家族や友達、
またはガールフレンドと過ごすのが一般的らしい
んだけど、
フィリピンで過ごした初めてのクリス
マスでは薄着の若者が大勢で、しかも路上で
椅子取りゲームをしてる姿を見たとか。「日本で
は、あまりパーティーという文化が浸透していな
い、とはいえ新鮮だった」ってボスが言ってたよ。
そこでArby達はパーティーの楽しさを知って貰う
為に、カンパニーパーティーを催したんだ。最初
はパーティーの雰囲気に馴染めず手持ち無沙汰な
感じだったけど、スタッフと歌ったり遊んでいた
らアッという間に溶け込んでいたよ。その時
Arby は思ったね。
これでボスはフィリピンなら
どこのパーティーに出ても大丈夫だ! ってね。
それからは色々な人と知り合えるパーティーへ積
極的に参加するようになった。新しい出会いから
新しいビジネスが生まれる事もあるから絶対に
良い事だよね。今となってはボス自ら率先して
パーティーを企画してる。司会はスタッフに任せ
る事が多いんだけど、その時に笑顔で色々な人と
話をしているボスを見るとArbyは嬉しくなるよ。
今回の話は違う文化が一つになる事で生まれた
相乗効果のサンプル話だと思います。まだまだ他
にも沢山エピソードがあるので、これからも宜し
くお願いしますね。Arby でした。