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【フィットネスコラム 第7回】 満腹と満足の違いは⁉

執筆者:ポギ金子

 

フィリピンで3年間パーソナルトレーナーをつとめてきたラガーマン。フィリピン在住者に、ダイエットやフィットネス、マッスルトレーニングなどを指導していく中で自身が得た知見を本号から本誌にて連載。

 

Instagram:pogi_kaneko

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Get Healthy!Be Healthy!Be Beautifully!In the Philippines

 

カラダが欲しがる栄養をとる!

 

オミクロン株が猛威を奮っている昨今。フィリピンは 少し落ち着き始めた様子ですが、日本は依然拡大傾向です(2022年2月6日現在)。
去年の11月に帰国してから私は兄が経営してい る焼肉屋で働いていますが、先月オミクロン株の流行によって蔓延防止措置が適応されてから客足がめっきり減りました。 さすがにあれだけ感染力が強いと外に出るのも抵抗があるようです。
この傾向をダイエットの面で考えてみると、運動する機会が減って一見不利なようにも見えますが、実はすごく有利なシチュエーションだと思います。 無駄な飲み会が減って、食事内容を見直す大きなチャンスです。 痩せるために起こすアクションには優先順位があると言われています。

①食事
②筋トレ
③有酸素運動です。

ダイエットのあるあるとされているのが、筋トレ、有酸素は頑張るが食事はテキトウ。これでは結果は出ません。逆に食事さえきちんと管理していれば、筋トレ、有酸素をサボっても痩せます。
そこで今回は、食事の面で私が最も大事だと思う話、『満腹と満足の違い』についてお話しします。
様々な体質がある中で私の体質は『太りやすい体質』です。これは遺伝によって左右されることなので、 努力では変えがたい。ならその体質と付き合っていくしかないのです。
『痩せやすい体質』というのは内臓の機能が弱く、食べたものを上手く吸収できずに体外へと排出されます。よって食べても太りにくい。
それに対して『太りやすい体質』は内臓の機能が活発で食べたものをすぐに吸収してしまうため、食べた分だけ身につきやすいのです。
よって後者の方が筋肉も脂肪もつきやすい。筋肉がつきやすいのは大いに結構ですが、ボクが目指しているカラダには 脂肪はあまり必要ありません。 ですがボクは食べることが大好きです。パーソナルトレーニングのインターバル中もずっと食べ物の話をしていることさえあります。

そんな中でボクが意識していることは3つ。 『食べた以上に動く』 『食事のメリハリ』 『満腹ではなく満足する食事をする』です。
1つ目は単純です。走ってもないのにガソリンを入れて海れた分が脂肪になるならガソリンを消費させればいいだけのこと。
2つ目は、週に6日はキチンと摂生。週に1度だけ夜好きなものをたくさん食べます。人間は1日では太りません。オーバーカロリーを繰り返すから太るのです。
3つ目は、今回の記事のタイトルですが、すなわちカラダが欲しがっている栄養を摂ることです。

 

週に一度の解禁日を設定


心とカラダが求めている食事の呈は異なります。 心は弱いものです。特にダイエットをしているとエネルギーの量が制限されるため、心は必要以上にエネルギーを欲します。その欲にしたがっているとカラダは満たされているのにそれ以上に食べることになってしまいます。

ですので耳を傾けるのはあくまでカラダの欲求。週に1度の好きなものを食べる日には、普段食べない揚げ物やジャンクフードを食べますが、しっかり味を楽しんで、カラダと心にエネルギーが満たされればそれでOK。ただ闇雲に味わずバクバクたらふく食べることはできるだけしないようにしています。そのため週に1度という頻度でこの日を設定 しています。 もちろんそうしない方が体重の減りは早いですが、 どんとん心の欲が大きくなっていき、やがてその欲に負けて爆食いしてしまいます。ですので心の欲を敵に回すのではなく、上手に付き合っていくことがダイエットでは鍵になるということです。

自分を縛りすぎず、自分ルールをしっかり守ってダイエットすればゆっくりだけど確実に進んでいくことができます。

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今回は知っておきたい痩せるメカニズムについて解説していきます。

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