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【フィットネスコラム 第16回】フィリピン、神戸、そして筋肉⁉

執筆者:ポギ金子

 

フィリピンで3年間パーソナルトレーナーをつとめてきたラガーマン。フィリピン在住者に、ダイエットやフィットネス、マッスルトレーニングなどを指導していく中で自身が得た知見を本号から本誌にて連載。

 

Instagram:pogi_kaneko

LINE:2204s

 

Get Healthy!Be Healthy!Be Beautifully!In the Philippines

 

筋肉の取り持つご縁

先日、日本の夏はマニラより暑いのでは?と嘆いていたばかりなのに、もうすっかり朝晩は寒くなり季節の移り変わりの速さに驚いているポギ金子です。
 全く話は変わりますが、フィリピン人の方に、ボクの出身は神戸だという話をするとほぼ確実と言って良いくらい『OH!KOBE BEEF!』と言われます。最近、そんな神戸牛を通じて不思議な出会いがありました。ワタシ、トレーナーのくせに立ち飲み屋によく行くんです。ジム営業のために。いや、ただ飲みたいだけです。常連や店長にも、ボクが店に入ると『オツマッチョ!!』なんて言われて可愛がってもらっています。筋肉は無いよりある方がいいですね(笑)。

 とある日、その立ち飲み屋の店長からフィリピンの方が来ていると連絡をもらい、ジムの目の前の店なので顔を出すと、プライマーさんにも掲載されているWAGYU STUDIOの日本人シェフの方がフィリピン人のビジネスパートナーの方と飲んでいました。よくよく聞くと、そのシェフの方がボクのコラムを読んでくれていて、神戸のジムのこともこのコラムに書かせてもらっているので、『神戸、フィリピン、マッチョ』ならもしかして?ということで立ち飲み屋の店長に問うと、『それポギ!?』となった、という経緯です。たまたま入った立ち飲み屋で筋肉とフィリピンの共通点からの出会い、いやー筋肉に感謝です。いや、プライマーさんか(笑)。

 そこから一緒に飲むこととなり、神戸に来た理由を聞くと、淡路島で行われる、その年の日本一の神戸牛を決める品評会と、誰がその牛を勝ち取るかの競りに参加されるとのこと。日本中の超一流の料亭やレストランなどがNo.1神戸牛を持って帰るために駆け付けており、その中でもしNo1.神戸牛が海外へ行くとなるとすごいニュースで、その上フィリピンへ、となるとこれまたビッグサプライズだそうです。そして結果は、見事WAGYU STUDIOが競り落としました! 一頭1200万円くらいするそうです。その年のNo.1神戸牛を、神戸に住んでいるボクが食べられずに、フィリピンにいる皆様が食べられるのが少し悔しいですが、是非WAGYU STUDIOへ足を運んで日本一美味しいお肉を堪能してきてください。

 

赤身肉にはダイエットによい成分が


『いやーでも太るから』って?大丈夫です。赤身肉にはダイエットには嬉しい成分が含まれています。やっとダイエットの話(笑)

 良質なタンパク質はもちろん、赤身肉には脂肪燃焼を施すLカルニチンという成分が含まれています。日常の食生活も、鶏胸肉ばかりではなく赤身肉を取り入れることはダイエットに良いとされています。もうクリスマス間近ですので、年末やクリスマスディナーに美味しいステーキと赤ワイン、なんて組み合わせも恐るに足らずです。トレーナー目線からだと、トレーニング後の方が筋肉への栄養吸収の効率が高まるので、トレーニングしてから行って頂きたいです!(笑)『え?トレーニングの仕方がわからないって?』そんな方はマガジンに掲載されているジムへ行ってみてください。ポギの古巣です。
 それでは皆さんメリークリスマス!!

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フィットネスコラム 前回のコラム

今回はトレーニングを続けることで広がる世界について解説していきます。

新着コラム

連載を始めてから約2年が経ちました。現在私の拠点が日本ということもあり、フィリピン現地の情報の取り扱いを専門とされているプライマーさんでの執筆は今月が最終号となります。
当初は7月にボディビル大会へ出場するためにマニラへ行くと宣言していましたが、今回は辞退しました。5月に出場した大阪のボディビル大会へ向けた減量を振り返ると、自分の中でやり切ったと思えなかったので、7月のマニラこそはと思っていたのですが、減量の仕方そのものに問題があったので、そこを見直して余裕を持った期間を設ける必要があると感じました。
先日とあるYouTube動画で興味深い話を知りました。『世界で一番美味しいトマトはメキシコの僻地にあるカラカラに乾燥した荒野でできる』と。そしてその動画では、この事柄はダイエット、引いてはヒトの在り方にも共通すると言うのです。
先日、大阪でボディビル大会へ出場してきました。結果は予選落ち。そうだろうなと大会前から思っていたしもし仮に入賞したとしても嬉しくありませんでした。なぜかというと、約3ヶ月半のダイエットを振り返って、やり切ったなと思えなかったからです。
フィリピンから日本へ帰国して一年半が経ちました。早いものです。しかし依然僕は、二度目の春なのに、あったかくなって半パンと薄手のパーカーで出かけて帰り道に凍えて帰ることを繰り返し、季節の移り変わりでの過ごし方に戸惑っています。 そんな生活の中、マニラにいる友人達のSN Sで、常夏のマニラをエンジョイしている姿を、ボディビル大会へ向けて肌を焼くため入っている日焼けマシンの中から羨ましく拝見しています。
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