【フィリピン経済ニュース】株式:過去最大の下落、712ポイント(13.3%)急落
2020年3月20日
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3営業日ぶりに再開された2020年3月19日の株式市場は大幅続落した。PSE株価指数終値は前営業日から711.95ポイント、率にして13.34%急落、4,623.42ポイントへと落ち込み、2012年1月26日の4,611.68ポイント以来、約8年2カ月ぶりの安値となった。この日の下落幅、下落率ともに、一日として過去最大となった。また、一日で時価総額が1兆1,600億ペソ縮小した。
世界的な新型コロナウイルス感染拡大、ルソン島全域封鎖措置発動などを受け、寄り付きで12.4%下落、15分間のサーキットブレーカー(すべての売買を一時中断する措置)が発動された。再開後も下げ止まらず、一時は24.3%暴落、4,000ポイントの大台割れ寸前となった。引けにかけて下落幅が若干縮小したが、5,000ポイント台を大幅に割り込むという結果となった。
全体の売買代金は前営業日比46%増の94億2,300万ペソ(約201億円)、総取引回数は64%増の19万7,985回。値上がり8銘柄、値下がり211銘柄、変わらず21銘柄。外国人投資家は24億0,300万ペソの売り越しを継続した。
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