【フィリピン経済ニュース】2020年の貿易赤字、46%減の218億ドルに
2021年1月28日
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フィリピン統計庁(PSA)発表の2020年12月の貿易統計速報によると、12月の物品貿易総額は前年同月比5.6%減の136億5,600万米ドル(速報値)であった。最大貿易相手国上位5カ国・地域は、上位から順に、中国(本土)、日本、米国、香港、シンガポール。
12月の物品輸出は前年同月比0.2%減の57億3,800万米ドル、輸入は9.1%減の79億1,900万米ドル。その結果、貿易赤字は21億8,100万米ドルとなり、前年同月から赤字が26.4%縮小した。最大貿易赤字相手国は中国で、その赤字額は11億0,500万米ドルとなり赤字全体の50.7%を占めた。一方、最大貿易黒字相手国・地域は香港で、黒字額は7億2,300万米ドル。対日貿易収支は3,600万米ドルの赤字だった。
2020年年間の累計貿易額は前年比18.2%減の1,493億7,400万米ドル。そのうち輸出は10.1%減の673億6,700万米ドル、輸入は23.3%減の856億0,700万米ドル。その結果、貿易収支は218億4,000万米ドルの赤字で、前年同期から赤字が46.3%縮小した。
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