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【フィットネスコラム 第3回】皮下脂肪と内臓脂肪の落とし方

執筆者:ポギ金子

 

フィリピンで3年間パーソナルトレーナーをつとめてきたラガーマン。フィリピン在住者に、ダイエットやフィットネス、マッスルトレーニングなどを指導していく中で自身が得た知見を本号から本誌にて連載。

 

 

Instagram:pogi_kaneko

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皮下脂肪と内臓脂肪の特長は?

 

今あなたのカラダについている脂肪は内臓脂肪か皮下脂肪どちらだと思いますか︖今回はその特徴と見分け方、そしてそれぞれの脂肪の落とし方を解説します。
まず皮下脂肪と内臓脂肪の特徴について。
 皮下脂肪は筋肉と皮膚の間に付着します。役割は体の保温や筋肉の保護。内臓脂肪は言葉通り内臓の周りを覆うようにつく脂肪です。役割は、内 臓の位置を保つことや、内臓同士のクッションになる役目です。
 体型別での見分け方は、皮下脂肪が多くついている人は、『洋ナシ体型』と呼ばれ、太もも、お尻に脂肪が多くついています。内臓脂肪が多い人は、『リンゴ体型』と呼ばれ、お腹が大きく膨らんでいて、胸や足はそれほど太っていないように見えます。更に特徴として、皮下脂肪は柔らかく表面からつまめるのに対し、内臓脂肪はパンと突っ張っているような感触です。

 

落としやすいのはどちら?減らし方は?

 

内臓脂肪のほうが先にエネルギーとして変換されます。皮下脂肪はしつこく最後までこびり付きます。この違いは預金に例えられることが多く、内臓脂肪は簡単に引き出せる普通預金、皮下脂肪は引き出しに時間がかかる定期預金です。
 次にそれぞれの脂肪の減らし方です。どちらの脂肪も落とすためには、これら全て必要なのですが、強いて言うとすれば、内臓脂肪を落とすには、『食生活の改善』です。やはり食べたものは直接内臓へ運ばれるので、余分な脂質、糖質を制限するだけでも内臓につく脂肪は防げます。
 次に皮下脂肪を落とすには『筋トレ』です。皮下脂肪は筋肉と皮膚の間についているので、その部分に直接働きかけることで気になる部分の皮下脂肪は減少させることができます。
 そして両方の脂肪を落とすのに共通していることが『有酸素運動』です。皮下脂肪、内臓脂肪ともにカラダに蓄えられた余分なエネルギーなのでそれらを源に運動することで減らすことができます。
 要するに体脂肪を落とすには食事、筋トレ、有酸素運動の3つということです。

 

体脂肪を落とすと世界がちがってみえる?

 

フィットネスブームと言われる昨今、様々なダイエットの方法がありますが、この3つの柱がなく脂肪が減ることはないです。例えば、速攻性のあるダイエット法として知られるファスティング(断食)。ファスティングは臓器の活動を高めるのには効果があると思いますが、体型が良くなるかはボクの持論では正直疑問です。ファスティング推奨派の人は、自らをポギと名乗るナルシストゴリラの戯言だと思って聞き流してくださいね。
 ここでは、カラダを土の入る容器とします。体内の水分や便を器の中にある土に例えましょう。そりゃ何も入ってこない状態で生活すれば中の土は減ります。
体重も減るし、スッキリ感もあるでしょう。ですが外から見える器の形は︖中身が無くなっても肝心な器の形は変わっていません。そして断食が終わればまた土は入ってきます。やはり器の形を変えるには彫刻刀とハンマーを持ってコンコンと地味に削っていくしかないのです。そしてその地味な行為こそが冒頭で述べた3つの柱です。ダイエットの世界では脂肪貧乏が正義です。冒頭で述べたように筋トレ、有酸素を用いてカラダに蓄積された脂肪預金を散財しましょう。
 そして無駄に脂肪預金をため込まない食生活を過ごせば必ず脂肪は減ります。
 体脂肪の少ないカラダになると、活力がみなぎってとカラダが研ぎ澄まされて清々しい気持ちになります。ですがこの感覚は体脂肪を落とした人にしかわかりません。世界の見え方が変わると言っても言い過ぎではありません。是非一度この機会に脂肪が余分に蓄えられた自分カラダと向き合ってみてください。

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