執筆者:ポギ金子
フィリピンで3年間パーソナルトレーナーをつとめてきたラガーマン。フィリピン在住者に、ダイエットやフィットネス、マッスルトレーニングなどを指導していく中で自身が得た知見を本号から本誌にて連載。
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Get Healthy!Be Healthy!Be Beautifully!In the Philippines
ボディービル退会に出場します!
マニラに7年も住んでいたのだから日本の夏なんて平気、と思っていたら想像以上の暑さに圧倒されて、気づけばもう夏が終わり涼しくなろうとしている季節の移り変わりに少し寂しさを感じているポギ金子です。
思い返すとマニラの生活は、移動はタクシー、レストランやモールは冷房ガンガンって、具合であまり暑さを感じる場面が少なかったように感じます。それに比べ日本は暑いなか歩く分、暑さを感じるシチュエーションが多く、マニラで暑さ耐性がついているとタカを括っていた自分に情けなさを感じるという結果でポギ7年ぶりの日本の夏での生活は幕を閉じようとしています。
毎度冒頭の、わたくしごとから始まるコラムですが、わたくしごとついでにもう一つ。2023年3月にマニラで行われるW N B Fというボディビル大会に出場しようと予定しています。
大会に出る理由は、ただ単にボディビルがカッコイイな、と思うのと、いつも偉そうにダイエットについて語っている手前、自分のカラダを何よりの証拠として知らしめたい。そして何より、自分をたくさん成長させてくれたフィリピンという国での大会で結果を残したいという思いです。大会の詳細は記事にも書かせていただくので、もし『ポギなんて名乗って毎月偉そうに記事なんて書いているけど、どんなヤツか見てみるか』、と思っていただける方がいて、読者様と会場でお会いできればこんなに嬉しいことはありません。少し前に、ボディビルでの筋肉を大げさに比喩する『たとえ掛け声』が面白いと流行りましたが、その中に『肩に小さいジープのせてんのかい!!』という掛け声があります。もしマニラの大会でこの言葉を聞ければ、みなさんはマニラの町中を走る本物のジープをご存知なわけですから、日本で聞くこの言葉とは重みが違うためステージでの僕を後押しするチカラは計り知れないものがあります。
減量の2つの方法
とまあ記事の半分以上をわたくしごとで埋めてしまいましたが、そのボディビル大会へ出場するために行う『減量』が今回のタイトルに繋がります。
減量は2種類の目的に分かれます。一つは格闘選手などが行う、計量をクリアするために行うもの。もう一つは体脂肪を落とすために行うもの。僕が行っているのは後者です。
前者の減量は、食事量を減らし、水も飲まずただ体重を軽くするためだけに行う。目的は計量のリミットをクリアすればいいので。ですが、その減量では体脂肪は落ちません。
僕の場合、摂取カロリーは、1日2800kcal水は1日6L飲みます。ウエイトトレーニングは週5。朝の有酸素運動は毎日やります。週に1度好きなものも必ず食べます。しっかり食べているので空腹も感じにくいし、週に2日は休みます。こうしないと続かないし、続けられる内容でやらないと脂肪は落ちません。終わりを待ち望む様なダイエットは間違いです。
よく2週間で5kg落ちたとか体重の落ち幅の速度をダイエットの物差しにしている方がいますが、それは水分が減っているだけで体脂肪ではありません。読者の多くの方の目的も僕と同じ体脂肪を落とす方が目的のはず。体重が落ちる速度に捉われず、ダイエットの目的を見失わない様にしましょう。
あー大会終わりのマニラで食べるシェイクシャックが楽しみ!!