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【フィットネスコラム 第17回】ふくらはぎを鍛えるメリットは?!

執筆者:ポギ金子

 

フィリピンで3年間パーソナルトレーナーをつとめてきたラガーマン。フィリピン在住者に、ダイエットやフィットネス、マッスルトレーニングなどを指導していく中で自身が得た知見を本号から本誌にて連載。

 

Instagram:pogi_kaneko

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2021年11月に帰国してから1年が経過しました。本帰国してから2回目の冬本番です。ちょうど今月実家から神戸元町というエリアに引っ越して、神戸で一人暮らしを始めましたが、枕元にある換気用の通気口を寝ている時も解放していて風邪引をきました。1年経ってもなかなかうまくいかないですね。
僕とお会いしたことある方ならこの風貌で『筋肉キャラ』だと分かって頂けると思いますが、コラムの筆者としてのボクしか知らない方は、『プライベートの話、あと人生の哲学、たまにダイエットのこと書く人』くらいにしか思われていないかもしれませんので、今回はトレーニングの話に触れてみようと思います。

 

ふくらはぎは「第二の心臓」!


普段トレーニングをしている方でも意外と鍛えていない部位「ふくらはぎ」。今回は、ふくらはぎを鍛えることで得られるメリットを紹介します。しかも数あるトレーニング種目の中で恐らく最も簡単に出来るトレーニングですので、筋トレしたことない人も、是非試してみて下さいね!

ふくらはぎは別名「第二の心臓」と呼ばれています。なぜそうのような呼ばれ方をするかと言うと、「筋ポンプ作用」と言う働きと関係しています。

人間は普段心臓から血液を送り出し、血管を通じて全身に血液を循環させてカラダを動かしています。そして筋肉の中にも血管が通っており、筋肉を動かすことで、筋肉内部の血管が押し潰され、血液が推し進められて血流がよくなります。ひとつの部位に刺激を与え続けるとその部位が熱くなったり、パンプ(一時的に膨らむ)したりするのは、その部位に血液の流れが集中し、血管の膨張によるものです。こういった働きを「筋ポンプ作用」と言います。

普段から、定期的に筋肉を動かしていない人が多い上に、特にマニラでは、車移動でカラダ動かさない、外食ばかりで塩分過多により血液ドロドロ、などの理由から血液の循環が圧倒的に悪い人が多いです。血液は水分ですので、重力の影響を受け高い所から低い所へ流れようとします。心臓から足へと向かうときは良いですが、足から心臓へ戻る静脈では流れが悪くなります。 そのため足に疲れが溜まり、靴下脱いだ後に締め付けのあとが残ってしまうようなムクミが生じます。そこで第二の心臓こと、ふくらはぎの出番です。名前の通り、ふくらはぎの筋ポンプ作用を利用すると心臓のような血液を送り出すポンプ作用が働き、今まで血液が滞留していた血管内部に一気に血液が循環し始め、疲れ、ムクミが一気にとれます。そこでオススメなのがこの種目「カーフレイズ」。

①肩幅に足を開いて立つ(壁に手を添える)
②かかとをできるだけあげてつま先立ちになる
③完全に力を抜かないでゆっくりかかとを下ろす
④50回を3セットする (セット間休憩30秒)

特に女性はふくらはぎが太くなるのがヤダという方がいますが、ふくらはぎを鍛えることでふくらはぎの位置が上がり、足首が細く見え美脚効果もあるんですよ!自宅でも出来るので是非やってみてください!

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今回はフィリピン、神戸、そして筋肉⁉についてお話ししていきます。

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