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第12回 フィリピン・ビジネスパーソンインタビュー / Erick Chua
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お馴染みのフィリピンで活躍中のアノ人に直撃!日本人以外にもフィリピンには注目のキーパーソンが多く暮らしています。そこで、国籍問わず活躍中のビジネスパーソンにもフィリピンにおける「いろは」を語ってもらうコーナーがスタート!

Shapecloud Founder/創設者
Erick Chua エリック・チュア 

フィリピン初のオンライン3Dプリントプラットホームを提供するShapecloudは、希望の仕様・数量などをWEB上のシステムへアップロードするだけで24時間以内に見積りをお知らせし、3-5日以内にお届けすることが可能です。人々の生活をより便利にするため、アイデアを具現化するにも3Dプリントをもっと活用してもらいたい、そう語るShapecloud創設者のエリック・チュア氏にお話を伺いました。

 

編集部

 

Shapecloudを立ち上げた経緯は?

 

Erick Chuaさん

 

多くの人に、平等のチャンスを与えたかったからです。フィリピンは多くの島々によって成り立っています。3Dプリント会社のほとんどはメトロマニラにありますが、物流が発達した現在、遠方への発送が困難になるケースはありません。我々のホームページをご覧になってください。店まで足を運び、仕様書を渡し、プリントされるまで数時間待つ…そんな必要はない、と知ってもらいたいですね。セブやダバオからのご依頼も受け付けております。見積りをオンライン上でお出しし、オンラインで決済可能です。最長でもご注文から2週間でお届けします。3Dプリントを手軽に利用してもらいたい。これも立ち上げる大きな要因でした。6年前、私は3Dプリントに関する情報を何も持ち合わせておらず、海外から自分のプリンターを持ち込んだ際、とても費用がかかりました。それと同じ事が、現在の人々に起こってほしくないと思っています。また、我々は3DプリンターのトップブランドUltimakerの正規販売店でもあります。

 

 

編集部

 

3Dプリントサービスが注目を集め始めていますが、なぜだと思いますか?

 

Erick Chuaさん

 

3Dプリントはとても特異な分野です。なぜなら、様々な分野からご利用があるからです。業種に関わらず、我々は必ず人々の役に立つことが出来ます。不動産関係なら縮尺模型、製造関係なら治具、と言った具合です。それから、製造業についてですが、人々は製造というと大量生産を思い浮かべますね。型を注文すると、最低注文数は、4 0 0 , 0 0 0 から500,000個となり、最低料金を提示されたとしても、1つの型に対し、大変な投資となってしまいます。スタートアップ企業で資金があまりない場合、または投資前に型を確かめたい場合は3Dプリントがオススメです。我々は既に、様々なスタートアップ企業と提携した実績があります。

 

 

編集部

 

3Dプリント業界に入ったきっかけは何ですか?

 

Erick Chuaさん

 

二つありまして、一つ目は私の祖父が製造業を行っていたことです。大学を卒業した時に、家業を手伝えたらなと思い、見つけた物の一つが3Dプリントでした。5~6年前、3Dプリントはフィリピンでほぼゼロに等しい存在で、家業内で対応できることではありませんでした。しかしここで、Shapecloudのアイディアが浮かび、自分の物、と呼べる何かを作りたいと思いました。二つ目は、私はアテネオ・デ・マニラ大学の出身で、卒業に際し、ビジネス専攻の学生は、開業をしなくてはならないことにあります。多くの学生が飲食業を始めました。必要なものが手に入りやすく、開業しやすいですから。私は技術者ではありませんから、何か作りたくても作りません。また、産業デザインの経験もありませんから、金属加工店に行くわけにもいきませんでしたが、現在の、Shapecloud路線のようなものをやりたいと思ったのです。

 

 

編集部

 

ほとんどの工程をオンラインで行っていますが、それ以外に、他の3Dプリント会社と比べて異なる点は何ですか?

 

Erick Chuaさん

 

いえ、そのオンラインこそが我々の異なる点です。皆オンラインを使っていますが、フィリピンの他の3Dプリント会社は、我々と同じ方法を取っていません。アメリカやヨーロッパの企業と競争になることはあるでしょう。ただ、ここフィリピンは別です。我々のプラットホームは、ほぼすべての面で自動化されています。お客様がファイルをEメールにて送信し、その返信を待つ、と言うことはありません。原型の修正のために何度もやり取りされる長いメール…そのシステムはもう廃止されました。見積りも自動化されています。デザインがアップロードされると、エラーの有無をチェック。制作に必要な料金がメールにて知らされます。また、私たちはウェブにて、デザインガイドを提供しています。つまり、3Dプリントについて、必要な知識を持たずにご利用いただける、と言う点で他の企業と異なります。 我々のサイトが、3Dデザインの作り方や必要なことをお教えします。デザインのために、店を行ったり来たりしなくて済みますから、時間の短縮になります。

 

 

編集部

 

今までどのような課題点に直面しましたか?

 

Erick Chuaさん

 

3Dプリントに対する関心を高めることです。オープン当初は顕著でしたね。当社に来るお客様は年齢層も経歴も様々です。若い方から、年配の副社長まで。ただ、平等に3D印刷の知識についてはほとんど違いがありません。例えば、カレッサ(一頭立ての馬車)の写真があって、その3D原型を作りたいとします。でも、それは出来ません。では、我々は何をするのかと言うと、お客様を教育するのです。なぜ、実際の3Dモデルが制作にあたり必要なのか。そして、お客様ご自身でそれを作っていただくか、私たちが別料金でそれを作るか、提案します。3D印刷について人々を教育すること-これらが、他社との違いです。技術者やデザイナーでなければ、AutoCADやSketchUPの使い方を知らない。だからこそ、我々はデザインガイドを提供しているのです。ワークショップを開催して、子供たちに、3Dデザインの作り方も教えました。まだまだ教育面が欠けていると思いますが、しかしそれを実行するのは難しいことではないのです。

 

 

編集部

 

Shapecloudの今後のプランは?

 

Erick Chuaさん

 

ビジネスを今後も拡大していきたいですね。これまで様々なイベントを開催したり、様々な学校と継続して提携を結んできました。世界トップクラスの3Dプリンターを販売することにも力を入れていて、最近では、ラグナ州の大学に販売しました。3D印刷サービスのみでなく、機械の販売など、他の面でも拡大していきたいですね。これによって、3D印刷に対する関心がより高まると思います。お客様の中に原型を作ってほしい、と言う方がいらっしゃいましたが、後に自分達で作れると気が付きプリンターをご購入いただきました。このように、機械を広めてゆくことが我々の短期計画の一つです。また、我々のネットワークを広げ、次の2~3年でより多くの人に3Dプリントについて知ってもらいたいです。

 

 

編集部

 

日本人の読者に対してメッセージをお願いします。

 

Erick Chuaさん

 

3Dプリントは日本ではもちろんヨーロッパなど、フィリピン国外ではより大きな存在になっていると思います。主流産業ではないし、まだ確立されていませんが、しかしそれらの国々の人達は、3Dプリントについて、私たちより認識があると思います。私が伝えたいメッセージは、3Dプリントを手軽に活用することがフィリピンでも出来るようになった、と言うことです。日本やヨーロッパ、アメリカに型作りのために行く必要はないのです。ここフィリピンで3Dプリントサービスが利用出来るのです。ご興味があればメールやウェブサイトからぜひご連絡ください。私でよければ、直接お話しすることもできます。我々のサービスをぜひご利用ください。

 

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フィリピン・ビジネスパーソンインタビュー

世界的に知られるクラウドファンディング、Cropital。世界中から投資を募り、地元農家が資金調達できるように手助けするのが彼らの主な目的だ。Cropitalの創業者はCEORuelAmparoさん。2015年11月、22歳でCropitalをスタートさせた。彼はフィリピン大学ディリマン校生産工学を卒業、現在、様々な社会的活動に傾注している。
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現在経営するAdMov Marketing Solutionsを含めて、これまでに3社のスタートアップを起業したCapiral氏。企業に勤めた経験や経営者としての視点をもとに、新たなテクノロジーを使った広告を考案。広告業界を大きく変えるチャレンジを続ける。
Ernani Omar Cruzさんは医療保険管理システムを運営する「S t a s h 」のCEOだ。国際的なIT企業や金融、航空業界など様々な業界の大企業で働いた経験を生かし「Stash」を創立。
Ryan K. Cruz氏はRamen Yushoken(優勝軒)、Mendokoro Ramenba(麺処ラーメンバー)、Kazunor(i 和徳)というメトロマニラで名高い3つの日本食レストランの経営者だ。

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フィリピン・ビジネスパーソンインタビュー
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