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【フィットネスコラム 第10回】これが世界一簡単な?!ダイエット

執筆者:ポギ金子

 

フィリピンで3年間パーソナルトレーナーをつとめてきたラガーマン。フィリピン在住者に、ダイエットやフィットネス、マッスルトレーニングなどを指導していく中で自身が得た知見を本号から本誌にて連載。

 

Instagram:pogi_kaneko

LINE:2204s

 

Get Healthy!Be Healthy!Be Beautifully!In the Philippines

 

日本にやっと訪れた春を堪能していると同時に、7年ぶりに過ごす冬と夏の間の陽気にどんな服装をしていいか分からないことに戸惑っているポギ金子です。

さて、日本もやっとあったかくなってきました。7年ぶりの日本での生活なので、この季節が移り変わっていく感覚は懐かしいです。気温は20度前後なのでボク的にはタンクトップで十分なのですが、流石に日本の街中でその姿は躊躇しました。ボクにもまだ人の目を気にするというモラルが残っていたようです。当たり前のようにタンクトップでパッと出かけられていたマニラ生活が恋しいです。

 仕事の方は、神戸元町でジムの運営とトレーナーをしています。そして5月から神戸の岡本という街で女性専用ジムを新たにオープンし、そちらの運営とトレーナーも兼任します。岡本というと高級住宅地で知られる芦屋のすぐそばで、落ち着いた雰囲気がある素敵な街です。そんな素敵な街で、女性専用と謳っているにもかかわらずゴリラみたいなトレーナーがいるジムが受け入れられるかは置いておいて本題に入りましょう。

 

これだ!超簡単で超効果的なダイエット法

 

昨今、トレーニング法やダイエットの情報が溢れすぎていて、正直何が正しいかボクにも分かりません。なぜかというと、人はそれぞれ違うから。顔、性格、髪の毛の質が違うように、体質や内臓の性質も異なります。外見は違うのに中身は同じなんてことはありません。

ボク自身ダイエットを長年行っているので自分の体質は理解しています。ですがそれが他人に当てはまるかと言ったら違います。ですので、『ダイエットを始める』という言葉は、『自分の体質を理解しようとすることを始める』と言い換えることが出来ます。
 そこで、体質にも千差万別ある中、皆が共通して当てはまるダイエットに有効でそして何より最も簡単に始められることがあります。それは食事の際『よく噛むこと』です。

前置き長すぎて、結論ショボい感じが否めないですが、マジなんです。  ボク自身、筋肉を大きくするために1日3000kcal食べると定めて食事を摂っていましたが、あまり噛まずに流し込んでいました。すると身体に異変が起こりました。出来たことのない場所にニキビが

出来たり、お腹が張ってる感覚が1日中あったり、代謝が下がり汗をかかなくなりました。それは咀嚼回数が少ないことに原因があり、噛まないことによって腸に負担がかかり、悪玉菌が発生し腸内にガスを発生させ、また食べたものをうまく消化できないことから栄養も吸収できずに食べているのにエネルギー不足でした。
 そこで1口30回と定めて実行した結果、ニキビやお腹の張り、代謝低下が全て改善しました。汗をかきやすくなり食べたものがきちんとエネルギーへと変換されていると実感できます。そして何より食べるのに時間がかかり、結果満腹感が得られます。小学生の保健の授業で習うようなことですが、こんな簡単に始められて自分のカラダにとって良い方向に働くならやらない手はありません。
 便秘や下痢で悩んでいる方、ダイエットをはじめようと思うけど一歩踏み出せない方。是非アゴの仕事量を少し増やして腸を休ませてあげてください。その腸からのお返しがあなたのカラダに現れるはずです。

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新着コラム

連載を始めてから約2年が経ちました。現在私の拠点が日本ということもあり、フィリピン現地の情報の取り扱いを専門とされているプライマーさんでの執筆は今月が最終号となります。
当初は7月にボディビル大会へ出場するためにマニラへ行くと宣言していましたが、今回は辞退しました。5月に出場した大阪のボディビル大会へ向けた減量を振り返ると、自分の中でやり切ったと思えなかったので、7月のマニラこそはと思っていたのですが、減量の仕方そのものに問題があったので、そこを見直して余裕を持った期間を設ける必要があると感じました。
先日とあるYouTube動画で興味深い話を知りました。『世界で一番美味しいトマトはメキシコの僻地にあるカラカラに乾燥した荒野でできる』と。そしてその動画では、この事柄はダイエット、引いてはヒトの在り方にも共通すると言うのです。
先日、大阪でボディビル大会へ出場してきました。結果は予選落ち。そうだろうなと大会前から思っていたしもし仮に入賞したとしても嬉しくありませんでした。なぜかというと、約3ヶ月半のダイエットを振り返って、やり切ったなと思えなかったからです。
フィリピンから日本へ帰国して一年半が経ちました。早いものです。しかし依然僕は、二度目の春なのに、あったかくなって半パンと薄手のパーカーで出かけて帰り道に凍えて帰ることを繰り返し、季節の移り変わりでの過ごし方に戸惑っています。 そんな生活の中、マニラにいる友人達のSN Sで、常夏のマニラをエンジョイしている姿を、ボディビル大会へ向けて肌を焼くため入っている日焼けマシンの中から羨ましく拝見しています。
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