プロ直伝! The Simple Japanese Food
フィリピンのカルパッチョ!
●材料(1人前)
(イトヨリダイ)......80g
(10gの切身×8)
トマト...................30g
紫玉ねぎ................30g
カラマンシー..........10g
刻みにんにく..........5g
<合わせ調味料>
穀物酢...................30g
醤油 .....................5g
砂糖 .....................3g
塩コショウ.............少々(0.5g)
出汁の素................1g
おろし生姜.............2g
カラマンシー汁.......10g
Point!
合わせ調味料はパンチの効いた味付けなので、盛り付け直前にBisugoと合わせましょう。ボウル等を使ってくぐらせるようなイメージです。盛り付け後にスプーンを使い、仕上げに上からかけましょう。辛いのが好きな方は鷹の爪やチリパウダーを加えても良いでしょう。
Bisugo。英語ではGolden threadfin bream と呼び、日本語ではイトヨリダイと呼びます。赤色で横に黄色い線が入っているのが特徴。スーパー等の鮮魚コーナーでは比較的よく見かける魚の一つです。白身でクセがなく、たんぱくな味わいなため、焼き、蒸し、揚げ、煮と万能に使える食材です。骨がしっかりとしているため小さいお子様がいるご家庭では調理に注意しましょう。市場などでもし新鮮なものが手に入った場合は是非生食にもチャレンジしてみてください。フィリピンの魚料理は殆どが火を通したものになりますが、このキニラウ(Kinilaw)は生食のお料理。カルパッチョのように薄くスライスし、にんにくの効いた酢、カラマンシーと合わせていただきます。せっかくなので是非地元の味を楽しんでもらいたいですが、苦手な方はサラダ用に使う醤油ベースのドレッシングを代用しても良いでしょう。しっかりした味でビールのお供にもピッタリです。また、骨やアラから美味しい出汁が取れるため、潮汁もおすすめです。フィリピンの豊富な海産物を活用して是非色々な料理にチャレンジして見てください。
Youtubeチャンネルsimple.japanese.foodでは家庭で簡単に作れる日本食を世界の方々に分かりやすく説明しています。プライマーのレシピも紹介していますので、そちらも是非ご覧ください。
●作り方 (15分)
①紫玉ねぎを極薄スライスにし、水にさらす
②トマトのタネ部分を取り除き、薄切りにする
③Bisugoを薄くスライスする
④合わせ調味料を作る
⑤合わせ調味料と具材を一度ボールで合わせた後、写真のように皿に盛り付ける
⑥刻みにんにく、カラマンシーを盛り付け、完成
・Bisugo (golden threadfin bream)Kinilaw
Bisugo.............80g (10g x 8)
Tomato ...........30g
Violet onion ....30g
Calamansi.......10g
Minced garlic..5g
Grain vinegar.......30g
Soy sauce............5g
White sugar .........3g
Salt and pepper...1pnch
Dashi powder ......1g
Grated ginger ......2g
Calamansi juice ...10g
●Cooking time: 15 minutes
❶ Slice the purple onion into very thin slices and soak in water.
❷Remove tomato seeds and slice thinly
❸Thinly slice the Bisugo fillet.
❹Make seasoning mix.
❺After combining the seasoning and ingredients in a bowl, serve it on a plate as shown in the photo.
❻Garnish with chopped garlic and calamansi, and it's done.
Chef TAKASHI
日本食レストランのシェフとして活躍する傍ら、コンサルタントとして様々なプロジェクトに参加。料理学校にて和食の講師も務め、フィリピン人に日本食の美味しさだけでなく、作る楽しさなども伝えている。レシピのご質問などはこちらからどうぞ
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