プライマー食探訪-気になるあのお店にインタビューしてお伝えします! あの、原宿と表参道の行列ができる人気店 「ハンバーグ嘉」がBGCに初出店! 東京・表参道のグルメシーンで、ひと際注目を集める…
プライマー食探訪-気になるあのお店にインタビューしてお伝えします!
あの、原宿と表参道の行列ができる人気店
「ハンバーグ嘉」がBGCに初出店!
東京・表参道のグルメシーンで、ひと際注目を集める炭火焼ハンバーグ専門店「嘉(よし)」が、ついにフィリピン・BGCに上陸します!
台湾、韓国でも成功を収めたこの名店が、次の舞台としてフィリピンを選んだ理由は? そしてどの国でも日本と変わらぬ味を届ける”というお店の信念とは?
日本のハンバーグ嘉(Hamburg Yoshi)のオーナー・Yoshiさん( 安川 嘉紀氏)に単独インタビューしました。
ハンバーグ嘉のハンバーグの特徴は、焼き上がる香ばしい香り、口に入れた瞬間に広がる肉汁、そして炊きたてのふっくらご飯——その究極の組み合わせが、多くの食通を虜にし、連日行列を生んでいます。焼肉店からハンバーグへ。新たな挑戦!
―― ハンバーグ嘉(よし)をどうして作ろうと思ったのですか。
Yoshiさん
私はもともと北海道・札幌市内で焼肉店を24年間、経営していました。牛を一頭買いし、すべての部位を使い切るというスタイルのお店です。ですから肉に関する知識は豊富でしたし、いろんな部位が美味しく食べられるとあって、焼肉店は常に満席の状態が続いていたんです。
しかし、2020年にコロナ禍の直撃を受けました。特に札幌は厳しい状況で、街から人通りが消え、お店も予約が次々にキャンセル。私の焼肉店は団体利用が多かったため、感染対策の規制で客足がぷっつり途絶えてしまったのです。
そこで何か新しいことを始めよう! 個人客をターゲットにした新しい業態はどうだろうか? 経験を活かして何ができるだろう? と考えたすえ、ランチ営業が主体のハンバーグ専門店を思いつきました。いろいろと試行錯誤を重ねたのですが、結果、「これは専門店としてやる価値がある」と確信し、焼肉とは別にハンバーグ店を立ち上げることにしたのです。
表参道への出店。そしてフィリピンへ
――札幌ではなく、東京・を選ばれたのはなぜでしょうか?
Yoshiさん
コロナ禍は数年で落ち着くだろう、そして、新しい挑戦をするなら東京が良いと考えました。特に表参道は、東京のなかでもファッションやグルメの最先端のショップが集まり、アンテナの高い人が集まるエリアです。私は女性客にも来てもらいたいと思いました。一人でも入りやすい雰囲気を作るために、カウンターのみの温かみのある木目調の内装にこだわりました。
おかげさまでオープン直後から行列ができ、大変ありがたいことに、多くのお客様にご支持をいただいています。
――海外展開として、台湾・韓国に続きフィリピンにも出店されるわけですが、フィリピン市場についてどのように考えていますか?
Yoshiさん
今回、フィリピンのBGC(ボニファシオ・グローバルシティ)の6ストリート附近に出店します。BGCの中でも、日本で言うと表参道のようなエリアです。高級感がありながら、多くのハイエンドの人が集まるエリアです。
フィリピンでの展開は、パートナーとのご縁が大きいですね。彼女はビジネスに対する情熱があり、経営者としてもしっかりされています。そして実際に日本の店舗でハンバーグを食べて、「絶対にフィリピンでやりたい!」と情熱的にオファーしてくれたんですよ。それが決め手になりました。
「嘉」のこだわりハンバーグの秘密は?
――「嘉」のハンバーグは、どのようなこだわりがあるのでしょうか?
Yoshiさん
最大のこだわりは、「毎朝店内で挽きたての肉を使うこと」 です。
一般的なハンバーグ店では、あらかじめ挽かれた肉を仕入れて調理していますが、「嘉」では塊の肉を仕入れ、毎朝店内で挽いてハンバーグを作っています。そうすることで、肉本来の旨味を最大限に引き出すことができるんですよ。
また、炭火で焼き上げることで、肉の余分な脂を落としながら香ばしさが引き立ちます。
普通の鉄板で焼くハンバーグとは異なり、あっさりと食べられるのが特長です。女性のお客様でも270g(90g×3個)のハンバーグをぺろりと完食される方が多い ですね。
もう一つのこだわりは、ご飯です。常に炊きたての状態でご提供し、お米は日本産を中心に、その時々で最適な品種をブレンド、3台の炊飯釜をフル稼働させてお出ししています。
――フィリピンの店舗では、日本と同じ味で提供するのですか?
Yoshiさん
はい、基本的に味の変更は一切しません。どの国でも「嘉」の味を求めて来てくださるお客様がいる以上、日本と同じクオリティを維持してご提供したいと考えています。
台湾や韓国でも、味を変えずに展開しており、非常に好評をいただいています。
フィリピンでは甘めのグレイビーソースが人気ですが、あえて「嘉」独自のデミグラスソースをそのまま提供する予定です。
フィリピンのスタッフとの連携も万全!
――フィリピンの店舗ではどのように日本のサービスをスタッフに教育をされていくのですか。
Yoshiさん
今回、フィリピンのスタッフ5名が日本で研修を受けました。彼らはとても勤勉で、接客のホスピタリティも高く、素晴らしいチームになると確信しています。
オープン時には、私と日本のスタッフも現地に行き、直接指導を行います。また日々のオペレーションは、日本とオンラインで繋ぎながらフォローし、日本のクオリティでそのままご提供できるように努めていきます。 今後の展開と皆様へのメッセージ――フィリピン初出店となりますが、今後の展開についてお聞かせください。
Yoshiさん
フィリピンのBGC店を成功させ、その後も東南アジアを中心に拡大していきたいと考えています。すでにタイへの出店が決まっており、欧米からのオファーもあります。
しかし、どの国でも「嘉」の味を忠実に再現することを最優先にしています。現地の味に寄せることはしません。なぜなら、その国の味に寄せたところで、現地の料理には絶対に敵わないからです。「嘉」らしさを守ることが、結果として世界中のお客様に愛される秘訣だと思うんです。
――最後に、フィリピンの皆様へメッセージをお願いします。
ハンバーグ嘉 オーナーのYoshiさん
( 安川 嘉紀氏)
Yoshiさん
フィリピンでも、本当に日本と変わらない最高のハンバーグ をご提供します。
すでに多くのフィリピンの方が日本の店舗に訪れてくださっていますが、「日本に行かずとも、日本と同じ味が楽しめる」というお店にしたいと思っています。
ぜひ、BGCのハンバーグ「嘉」に足をはこんでいただき、お肉の味を最大限に引き出した当店自慢のハンバーグをご体験ください!
店舗情報
2025年02月26日更新
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