Batala Barは、フィリピン料理にインスパイアされたバルフードを楽しめるイントラムロスのバー&レストラン。

Kare-Kare (Php 480)
マニラ・イントラムロス、サン・アグスティン教会のすぐ向かい、General Luna通り沿いのPlaza San Luis Complex内に位置するBatala Barは、歴史、クラフトマンシップ、そして美食が融合したバー&レストランだ。スペイン植民地時代の石造りの建物を美しく修復したこの店は、往時の風情をそのまま残しつつ、開放感あふれる2階席からは石畳の路地や歴史的建築を一望できる。
1階は木の梁と石壁が趣を添える空間で、バーカウンターとキッチンのそばにテーブルが並ぶ。2階では、ロフトのような造りの中でくつろぎながら、フィリピンの手工芸品を紹介するPhilippine Artisan Trade Galleryの展示を楽しむこともできる。
メニューは、フィリピンの味にインスピレーションを受けたバルフードと、世界各地のコンフォートフードを融合させた構成。前菜からメイン、サンドイッチ、パスタ、シーフード、コーヒー、デザートまで、幅広く取り揃えている。

Streetfood Sampler (Php 240)
まずは、マニラのストリートフード文化を再解釈した「Streetfood Sampler」で味の冒険を始めてみたい。素朴ながらも洗練されたこの前菜プレートには、カリッと揚げたうずら卵「kwek-kwek」、自家製フィッシュボール、そして名物「Betamax」をヴィーガン仕様の豆腐で再現した一品が並ぶ。付け合わせの3種のディップソース(甘酸っぱいソース、スパイシーなビネガー、そして濃厚な甘辛ソース)が、ひとつひとつの味をさらに引き立ててくれる。

Adobong Mestizo (Php 360)
メインには、「Adobong Mestizo」をぜひ試したい。Batala流のアドボは、鶏肉をココナッツミルク、生姜、にんにく、唐辛子とともに煮込んだコクのある一皿だ。また、パンパンガ地方を代表する料理「Kare-Kare」もおすすめ。牛テールとハチノスを濃厚なピーナッツソースでじっくり煮込み、蒸し野菜と旨味たっぷりのバゴオンを添えて提供される。より食感を楽しみたいなら、カリッと揚げた豚肉「Crispy Pork Bagnet」入りのバージョンもあり、満足感のある一皿に仕上がっている。さらに、豆腐と味噌ベースのビーガン仕様(Php 320)も用意されており、植物性ながらも深みのある味わいを堪能できる。

Local Craft Beers

Calamansi Pie
料理には、ローカルクラフトビールを合わせてもよし、食後にアイスクリームや「Calamansi Pie」でさっぱり締めるのもおすすめ。
歴史が息づくイントラムロスの街角で、美術館めぐりの合間の休憩にも、夕暮れ時の一杯にも利用できる、隠れた名所だ。



画像出典:Batala Bar's Facebook page
店舗情報
2025年07月24日更新
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