イントラムロスに佇む趣あるレストラン、Patio de Conchitaは、「カリンデリア(大衆食堂)」を現代的にアレンジした店。ショーケースに用意されたフィリピン料理を指さして選ぶ「turo-turo(指差し)」スタイルで提供する。

イントラムロスに佇む趣あるレストラン、Patio de Conchitaは、「カリンデリア(大衆食堂)」を現代的にアレンジした店だ。古いスペイン家屋を利用した店舗は、その雰囲気の良さと手頃な価格で、昼夜問わず周辺で働くひとや学生、さらには観光客にまで広く愛されている。
1990年の開店以来、注文方法はショーケースの料理を指さして選ぶ「turo-turo(指差し)」スタイル。Patio de Conchitaでは家庭的なフィリピン料理を提供している。前菜では「Chicharon Bulaklak」(150ペソ)、「Fried Shrimp Okoy」(140ペソ)、「Sizzling Pork Sisig」(250ペソ)、そして酸味の効いた「Kilawin Tanigue」(380ペソ)が人気を集めている。より冒険的な一皿を求めるなら「Dinakdakan」(280ペソ)や「Adobong Isaw」(150ペソ)を、軽めに楽しみたいなら「Fried Tofu」(45ペソ)や「Lumpiang Sariwa」(75ペソ)がおすすめだ。

メインディッシュには、定番の煮込み料理やおかずが勢ぞろい。「Pork Sinigang」(140ペソ)、「Sinigang na Bangus」(95ペソ)、「Prawns Sinigang」(280ペソ)に加え、「Beef Bulalo」(550ペソ)や「Crispy Pata」(890ペソ)といったボリューム満点の料理も並ぶ。中でもおすすめは、「Beef Kare-Kare」(350ペソ)、「Lechon Kawali」(390ペソ)、そしてココナッツミルクソースで仕上げた贅沢な「Mixed Seafood sa Gata」(380ペソ)だ。ムール貝、エビ、イカがふんだんに使われている。

「Mixed Seafood sa Gata」
アラカルトメニューには、「Pork Adobo」、「Pork Dinuguan」、「Bicol Express」、「Menudo」といった定番料理(各95ペソ)が並ぶ。ユニークな料理としては「Adobong Pusit」(280ペソ)、「Chicken Adobo with Egg」(130ペソ)、「Pork Curry」(130ペソ)がある。野菜料理も充実しており、すべて50〜60ペソと手頃な価格で提供されている。「Laing」、「Gising-Gising」、「Adobong Kangkong」、「Ensaladang Mangga」などが楽しめる。
ぜひ味わいたいグリル料理には、「Inihaw na Pusit」、「Inihaw na Tilapia」、「Inihaw na Tuna Panga」(季節によって価格変動あり)が挙げられる。また、「Chicken Barbecue」(185ペソ)や「Pork Barbecue」(130ペソ)など、屋台風の一品も用意されている。
ランチタイムには、主菜・副菜・ご飯・ドリンクがセットになったお得なミール(140ペソ〜)も提供されている。

「Pork Barbecue」

「Inihaw na Pusit」
ドリンクには、ローカルビール(82〜90ペソ)、ブコジュース(75ペソ)、そしてフルーツシェイク(120ペソ)などが揃う。

「Fruit Shakes」と「Sago't Gulaman」
Patio de Conchitaは、良心的な価格と家庭的な雰囲気が多くの常連客を惹きつけている。お財布に優しいフィリピン料理を気軽に楽しみたいなら、ぜひ一度足を運んでみてほしい。


画像出典:Patio de Conchita公式Facebookページ
店舗情報
2025年07月24日更新
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