タガイタイで、竹筒を使った「ビヌロ」という調理方法を使い、本格的なパンパンガの味を提供するフィリピン料理レストラン。

Sisig
ルソン島中部に位置するパンパンガは「フィリピンの料理の都」と称され、その料理の大胆で旨味に富んだ味わいが愛されている。タガイタイでそんなパンパンガ料理を楽しむことができるのが、ここBinuloだ。アイタ族という先住民に由来する、竹筒を使った「ビヌロ」という調理方法で本格的なパンパンガの味を提供する。


Binuloは2024年6月にAugustine Roa氏とAniela Tolentino氏によって設立された。Augustine Roa氏は、「Binulo Tagaytayでは、私たちのコミュニティにパンパンガ料理の豊かな味わいや伝統を共有することに情熱を注いでいる。タガイタイで新たな章を迎えることに心躍らせており、パンパンガの食文化の真髄を体験していただけることを楽しみにしている」と述べている。

食材を竹筒に入れて炎の上で調理する「ビヌロ」という伝統的なフィリピンの調理方法を用いることで、食材にスモーキーな香りをほのかに加え、風味を高める。川エビの酸味が効いたスープ「Pangat na Ulang」(870ペソ)など、さまざまな料理にこの方法が取り入れられている。

Pangat na Ulang

Pititian
Binuloでは、パンパンガ料理の定番メニューを揃えており、伝統的な手法で仕上げたスモーキーで旨味のある「Pork Sisig」(530ペソ)、パンパンガ風のチチャロンである「Pititian」(420ペソ)、またピーナッツソースが特徴の濃厚なカレカレ(950ペソ)などが提供される。

Halo-halo
名物の「Crispy ulo」(970ペソ)、豚ひき肉、ビルバオ風チョリソ、チーズが詰まった肉巻き「Murcon Kapampangan」(950ペソ)、そしてデザートの「ハロハロ」(340ペソ)も、食事を一層充実させる一品である。

Kamaro / IMAGE from Binulo Tagaytay
より冒険的な味覚を求める方には、揚げたカエルの詰め物「Batute」(550ペソ)や、揚げたコオロギ「Kamaro」(700ペソ)が前菜やおつまみとして本格的なパンパンガのユニークな味を体験できる(※季節限定メニュー)。


広々としたシンプルな内装はフィリピンをテーマにしたアートで飾られ、タガイタイの豊かな緑に囲まれた中で料理を楽しむ居心地の良い空間となっている。
画像提供:Binulo
店舗情報
2024年11月07日更新
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