様々な飲食店が立ち並ぶマカティ市のジュピターストリート。ここには、赤地に黄色で「Lutong Macau」と書かれた、ジャンク船のシルエットが印象的な看板を掲げた中華料理店があります。
開業して8年目を迎えるこのお店は、香港スタイルの広東風中華料理店と謳っていますが、「中華というジャンルにこだわらず、バラエティに富んだたくさんの種類の料理を楽しんでもらいたい」というコンセプトを持ったブロードマインドのレストラン。正統派の広東風料理はもちろん、その他の中国各地の料理や西洋料理も楽しめます。また、ソースは全て料理の道36年のベテラン中国人シェフが特別に調合しているものを使用。料理も新メニューの開発に積極的で、Lutong Macauでしか味わえない独特のテイストを実現しています。「もうちょっと辛味をつけてくれる?」といった細かい注文に柔軟に対応してくれるのもうれしいですね。
大きな窓が特徴的なお店の中はとっても広くて開放的。クリーム色と紅色の色調が店内を明るく華やかなものにしています。広いダイニングに角型や丸型のテーブルがいくつか配置されており、多人数の接待には最適です。
まずはシェフお勧めの「Lutong Macau Seafood Eggwhite Fu-Young」(300ペソ)。
一見サラダを連想させるシーフード料理。貝柱、エビ、カニのコンビネーションに茶色いポークパウダーを振り掛けた珍味。貝柱のコリコリした歯ざわりと、さっぱりとした味が魅力の一品です。低コレステロールなのでとっても健康的。
お次は今年の9月に登場したばかりの新メニュー「Baked Newzealand Clams with Garlic Butter Cheese Sauce」(300ペソ)。6つの二枚貝にそれぞれガーリック・バターチーズソースをかけて焼いた西洋風の料理。とろりとしたガーリックチーズソースの濃厚な味がたまりません。皿に敷かれたレタスと一緒にいただくのが通だとか。ビールのおつまみとしてもイケそう。
同じく9月に登場した「Steamed Cabbage Stuffed with Seafood Roll」(300ペソ)。
貝柱とハムをキャベツで包んだ、ロールキャベツのシーフード版といった感じの料理。胡麻油の香りが食欲をそそります。優しくて上品な味。
食後のデザートはマンゴープディングとコーヒーゼリー(各60ペソ)。お好みでミルクをかけてくれます。
特にマンゴープディングは絶品!マンゴーの程よく甘酸っぱい爽やかな味が、最後にビシッと決めてくれます。
●用途:大人数でワイワイ
●店内の雰囲気:賑やかな雰囲気
●予算:800ペソ前後/1人
●オススメメニュー:
*Lutong Macau Seafood Eggwhite Fu-Young」 -300ペソ
*Baked Newzealand Clams with Garlic Butter Cheese Sauce」 -300ペソ
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「Baked Newzealand Clams with Garlic Butter Cheese Sauce」(300ペソ)
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「Steamed Cabbage Stuffed with Seafood Roll」(300ペソ)
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コーヒーゼリー(60ペソ)
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ここの中華はほんとにオススメです!まずはアペタイザーの盛り合わせを試してください。くらげにチャーシューにETC、ほんとに満足なお味です。それから、是非Hot and Sour Soupを試してください。私、フィリピンでトライしたHot & Sour Soupの中で、ここほど完璧なものを頂いたことがまだありません!ほんと、美味しいですよ~!!!