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丸紅、フィリピンでデジタル技術活用の送迎バス実証

2018年10月3日

丸紅は、10月2日、ドイツのWunder Mobility Solutions GmbH(Wunder社)とともに、フィリピン・マニラ首都圏において、デジタル技術を活用したシャトルバスサービス実証実験(以下、「本実証実験」)を開始したと発表した。
 
 Wunder社は、フィリピン、インド、ブラジルなど新興国の大都市圏を中心にカープーリングサービス、シャトルサービス、シェアリングサービスを提供しており、カーシェアリング分野におけるリーディングカンパニーの一つである。
 
 本実証実験は、自動車業界および金融業界向けのシステムインテグレーター事業を展開する米国Nowcom Corporation(Nowcom社)のマニラオフィスに勤務する従業員に対し、スマートフォンのアプリで送迎用のシャトルバスを予約できるサービスを提供するものである。乗客の移動ニーズに応じた最適な配車を行い、シャトルバスの運用効率、乗客の通勤利便性の向上を実現する。マニラでは、交通渋滞による経済・社会損失が深刻な問題となっており、本実証実験を通じて同問題の解決に貢献していく。
 
 丸紅は、2017年4月1日に新設した「IoT・ビッグデータ戦略室」を2018年4月1日より「デジタル・イノベーション部」と改組し、デジタル技術の活用による新たなビジネスモデルの創造を推進している。本実証実験で獲得したノウハウやデジタル技術を活用し、アセアン地域を中心に、将来のモビリティ社会の到来を見据えた、フリートマネジメント事業へ積極的に進出していく方針である。フリートマネジメント事業とは、人や物の輸送サービスで利用する商用車両のライフサイクル(調達・運用・処分)の最適な管理を行う事業のことである。

 

その他の記事

カルビー(本社:東京都千代田区)は、フィリピンにおけるポテトチップ等の生産から撤退する。カルビーは、9月26日、『フィリピンの有力食品企業「ユニバーサル・ロビナ・コーポレーショ ン」(URC、本社マニラ首都圏パシグ市)との折半合弁企業「カルビー-URC」(資本金6億5,400万ペソ)の株式すべて(50%)をURCに譲渡することを決定し、9月25日付けでURCとの間で株式譲渡契約を締結した』と発表した。

ホテルオークラ(本社:東京都港区)は2017年に、フィリピンの「トラベラーズ・インターナショナルホテルグループ(トラベラーズ)」(本社:マニラ首都圏パサイ市)との間で、近く開業予定の『ホテルオークラ マニラ』に関する運営管理契約を締結した。これは、ホテルオークラにとって、マニラにおける2軒目のホテル開業計画となる。また、トラベラーズは有力持株会社アライアンス・グローバル・グループ(AGI)のカジノリゾート事業部門である。

フィリピンの大手不動産会社であるCentury Properties Group社(センチュリープロパティーズ、以下、センチュリー社)は、9月20日、フィリピン証券取引所(PSE)での情報公開において、三菱商事との合弁による新興中間層向け住宅開発企業「ファースト パーク ホームズ社」が始動したと発表した。

イートアンド株式会社(東京ヘッドオフィス:東京都品川区)は、餃子専門店「大阪王将」の餃子の皮・具や「大阪王将羽根つき餃子」、「大阪王将ぷるもち水餃子」等、冷凍食品の製造工場であるイートアンド関東工場(群馬県邑楽郡)にて、2回目となる外国人技能実習生の受入れを実施すると発表した。今回受入れるのはフィリピンからの外国人技能実習生10名となる。

マニラ湾地区にて大型カジノリゾート「オカダ・マニラ」(Okada Manila)を展開しているユニバーサルエンターテインメント(旧社名アルゼ、ジャスダック上場)は9月19日、「オカダ・マニラ」の運営会社タイガー・リゾート・レジャー&エンターテインメント(TRLEI、タイガー・リゾート社)が日本支店を開設すると発表した。

在フィリピン日本国大使館(日本大使館)は、9月18日、「サウス・コタバト州ジェネラル・サントス市における爆発事件に伴う注意喚起」というタイトルの注意喚起情報を発出した。

ファーストリテイリングはフィリピンにおけるユニクロ店舗の出店、運営を目的として、2012年1月にSMリテール社と共同出資して合弁会社「ファーストリテイリング・フィリピン社(FRPI、所在地:マニラ首都圏パサイ市)」を設立した。ファーストリテイリングの出資比率は75%である。

サッカーJリーグの湘南ベルマーレは、クラブの国際化の一環として、フィリピン フットボールリーグ所属の「ダバオ・アギラスFC(Davao Aguilas FC)」とパートナーシップを締結することとなった。

フィリピン最大の格安航空会社(LCC)セブ航空(ブランド名:セブ・パシフィック航空)は、セブ経由の日本路線を増便し、ビサヤ地域やミンダナオ地域の人々が日本へ容易に旅行できるようにする。

商船三井(本社:東京都港区)がフィリピンのカビテ州ダスマリーニャス市サリトラン(首都マニラから南に約30km)においてマグサイサイ・マリタイム社と共同で開設準備を進めてきた商船大学「MOL マグサイサイ・マリタイム・アカデミー(MMMA)」の開校式が、9月12日に開催された。

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