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【大使館情報】年末年始へ注意喚起 〔2009.12.22〕

在留邦人の皆様へ
大使館からのお知らせ(年末年始シーズンに向けた注意喚起)
2009年11月23日
在フィリピン日本国大使館


当国では、例年、クリスマスから年末年始にかけて、一般的な犯罪被害が増加する傾向にあり、過去には邦人が殺害される事件や爆弾等を使ったテロ事件が発生した事例もあります。つきましては、クリスマスから年末年始の期間は、以下の諸点もご参照いただき、通常以上に安全対策に留意してください。


1.一般犯罪について

(1)当地報道等でご存知かと思いますが、最近、以下のような凶悪犯罪事件が発生しており、在留邦人が被害に遭う事例も発生しています。

●10月18日、マカティ市のショッピング・モール「グリーンベルト5」の高級時計店に武装強盗団が押し入ったところ、警察官2名と撃ち合いになり、武装強盗団のメンバー1名が射殺された。

●11月1日、マニラ市のロハス大通りに面した高級ホテル付近で、2人組の武装男性が、海外旅行から帰国した中国系フィリピン人家族4人の乗ったワゴン車に停車を命じて、金品を強奪した上、発砲し、3名が重傷を負った。

●11月10日、パンガシナン州タユグ町で、知人宅に赴く途中であった在留邦人男性が路上で射殺され、同行していたフィリピン人妻も刺傷した。

●11月18日、ケソン市で、大統領府高官の子息が、帰宅途中、車の運転を巡って男性と諍いになったあげく、銃殺された。

(2)上記の他、最近は、マニラ首都圏の繁華街(マニラ市のマラテ、エルミタ地区やマカティ市のブルゴス地区など)で、邦人旅行者などが、違法な薬物や模造時計などの路上販売人や風俗店の呼び込みとの間でトラブルになったり、それが元で当局に身柄を拘束される事例も発生しています。

邦人が被害者となる事例としては、古典的な睡眠薬強盗やいかさま賭博の被害、スリ・置き引きなども引き続き発生しています。

(3)例年、この時期、銃器を用いた強盗や誘拐・拉致事件、恐喝事件などが多く発生しており、治安当局が捜査の過程で犯罪グループと銃撃戦に至るという事例も発生しています。これらの事件はマニラ首都圏やラグナ州など、邦人が多く居住、稼働している地域でも発生しているので、注意が必要です。

(4)クリスマスから年末年始の期間は、外出する機会も増えると思いますが、過去の例を見ますと、この時期、強盗や引ったくりなどの一般犯罪も増加する傾向にあります。また、スリや置き引きの類でも、犯罪者を見とがめたために、逆恨みを受けて傷害を負う事案も少なくありません。

(5)つきましては、トラブルを未然に防ぐという観点から、以下を参考にして自らの安全の確保に心がけて下さい。

(イ)犯罪を誘発する環境を作らない(目立たない。人前で現金を見せない。何人に対しても暴力的な言動を取らない等。)

(ロ)むやみに他人を信用しない。うまい話、儲け話に乗らない。

(ハ)路上の一人歩きは避ける。繁華街での行動には気を付ける。

(ニ)犯罪の手口を知る。

海外安全ホームページ(http://www.anzen.mofa.go.jp/)を参照下さい。

(ホ)車での移動の際は、飲酒運転はもちろんのこと、無用のトラブルを招くような乱暴な運転はしない(この点は運転手にも指導してください)。

 

2.爆発事件等について

(1)クリスマスやフィリピン共産党創立記念日(12月26日)等を控え、年末年始の時期には、他の時期に比してテロの脅威が高まる可能性があり、過去には実際に爆弾テロが発生した事例もあります。

本年も最近、以下のような事件が発生しています。いずれも事件についても、当局はテロの可能性は低いとしていますが、犯人逮捕や背景の解明に至っておらず、引き続き注意が必要です。

●10月30日、ケソン市及びパシグ市の路上で小規模爆発。死傷者なし。

●11月9日、ケソン市及びマンダルーヨン市の路上で小規模爆発。死傷者なし。

●11月15日、ケソン市の教会付近で小規模爆発。1名負傷。

●11月21日、パサイ市で、何者かが民家に手榴弾を投擲し爆発。2名負傷。

●11月21日、イロイロ州イロイロ市で、何者かがハードウエア販売店に手榴弾を投擲し爆発。7名負傷。

(3)つきましては、不測の事態に巻き込まれないよう、以下の点を参考に安全対策を再検討し、状況に応じて適切な措置が講じられるよう心がけて下さい。

(イ)テレビ、ラジオ等の報道に注意するとともに、治安情勢に関する情報収集を行う。

(ロ)テロの標的となる可能性がある政府関連施設、公共交通機関、宗教関連施設等にはできる限り近づかない。

(ハ)外国人や不特定多数が集まる場所等(公共施設、レストラン、ショッピング・モール、デパート、カフェ、ナイトクラブ等)においては絶えず警戒する。

(ニ)入居アパート、オフィスビル及び居住区域の警備体制を再確認する。

(ホ)建物から避難する場合に備えて、避難経路や避難先を再確認し、日頃から訓練を怠らないようにする。

(ヘ)緊急時の連絡方法を再確認する。

(ト)ガラスを多く使用した高層建築物の下等はなるべく通行しないようにする。

(チ)爆発物発見等の事件発生に際しては、二次的被害を避けるため、現場に近寄らない。

(リ)爆発音を聞いたら、すぐその場に伏せ、周囲の状況を見極めながら、速やかに現場から遠ざかる。

 

 

引用:在フィリピン日本国大使館/在マニラ日本国総領事館メールマガジン


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